学内講座コード:320304
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
ワイマール憲法とヒトラー独裁―なぜデモクラシーは崩壊したのか
申し込み締切:
2025年09月05日 (金) 17:00
開催日時:
9月 6日(土)〜 9月 6日(土)/13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
入学金:
-
受講料:
6,831円
定員:
24名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・複雑な歴史過程を徒に単純化せず、論点を整理して、事象の本質に迫る力を養う。
・憲法問題を歴史学の視点から考える方法を学ぶ。
・ドイツ現代史の基礎を身につける。
【講義概要】
極右勢力の台頭が目立つ現在のドイツでは「ワイマール(ヴァイマル)的状況」という言葉がよく聞かれるようになりました。はたしてワイマールの失敗が繰り返されるのでしょうか。そもそもなぜワイマール共和国は優れた憲法をもちながら、短期間の内に野蛮なヒトラー独裁へと転化したのでしょうか?本講座では、いまも議論の絶えないワイマール・デモクラシーの可能性と限界について、その歴史的背景、憲法と運用、憲法と政治の関係に光をあてながら、最新の歴史学の成果を踏まえつつ多面的に検討します。講義は午後の2コマ連続となりますが、途中に休憩時間を設けます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 9/ 6(土) (1)歴史の中のワイマール憲法 (2)ワイマールからヒトラーへ
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 石田 勇治 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | ドイツ近現代史専攻。主な著著にJungkonservative in der Weimarer Republik. Der Ring-Kreis 1928-1933、『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社)、『過去の克服 ヒトラー後のドイツ』(白水社)、『20世紀ドイツ史』(白水社)、編著に『図説ドイツの歴史』(河出書房新社)、共著に『ナチスの「手口」と緊急事態条項』(集英社)、共編著に『ナチズム・ホロコーストと戦後ドイツ』(勉誠出版)、『ドイツ市民社会の史的展開』(同)、『ジェノサイドと現代世界』(同)、『ドイツ文化事典』(丸善出版)などがある。近年はNHK「映像の世紀」に取材協力(監修者)として携わっている。 |
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