学内講座コード:120739
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
見えない巨人を「見る」―超巨大ブラックホール観測最前線 天文学者はどのようにして「見えない存在」を観測するのか?
申し込み締切:
2025年06月30日 (月) 17:00
開催日時:
7月 1日(火)〜 8月 5日(火)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・ブラックホール誕生の条件を理解する。
・どのようにしてブラックホールを観測することができるのかを理解する。
・宇宙に大きいブラックホール (超巨大ブラックホール) と小さいブラックホール (恒星質量ブラックホール) が存在することを知る。
【講義概要】
2020年のノーベル物理学賞は我々の銀河中心にあるブラックホールの観測に対してAndrea M. Ghez氏とReinhard Genzel氏に贈られました。彼らの観測で明らかになったブラックホールは、太陽の質量の400万倍にも達する超巨大ブラックホールでした。現在、多くの銀河の中心に超巨大ブラックホールは存在することが観測によりわかってきていますが、その起源は謎に包まれています。本講座ではこの超巨大ブラックホールを天文学者がどのようにして観測しているのかを紹介します。そしてその観測を通して、どのようにして超巨大ブラックホールの誕生・成長・終わりを明らかにしようとしているのかまで迫ります。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 7/ 1(火) ブラックホールとは何か? その誕生と基本原理
第2回 2025/ 7/ 8(火) ブラックホールの成長: なぜ超巨大ブラックホールが存在するのか?
第3回 2025/ 7/15(火) ブラックホールの観測方法: 見えないものを「見る」観測手法
第4回 2025/ 7/22(火) 超巨大ブラックホールの影響: 銀河との共進化
第5回 2025/ 7/29(火) 宇宙最遠方のブラックホール: 過去を見るということ
第6回 2025/ 8/ 5(火) ブラックホール成長の一生: その最期と宇宙論的意義
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合、補講日は8月19日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 市川 幸平 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 大阪生まれ。博士 (理学、京都大学)。専門は観測天文学、主な観測ターゲットは超巨大ブラックホール。すばる望遠鏡、eROSITA X線衛星、ALMA電波望遠鏡など世界中の最先端望遠鏡を用いて、今まで見過ごしてきた超巨大ブラックホールの探査を行っている。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.