学内講座コード:120410
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
教養の日本美術史
申し込み締切:
2025年06月29日 (日) 17:00
開催日時:
6月30日(月)〜 8月 4日(月)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・日本美術史の通史的理解を深める。
・過去の美術を通じて、現代の文化を相対的に捉える視点を養う。
・日本美術史の諸問題について、自ら考察できるようになる。
【講義概要】
『教養の日本美術史』(ミネルヴァ書房)を元に、編著者がリレー形式で講義を担当します。この書籍をお持ちでなくても、各回PPTにて画像と資料を提示します。
古代・中世・近世・近代を専門とする五人の講師が、各時代の主要作品や歴史的背景をひもとき、各時代の特徴ある作品・作者・注文主などの知識を深めます。通史的な時系列ではなく、毎回、取り上げる時代に特徴的なテーマを定めた内容で構成します。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 6/30(月) 総論/教養の日本美術史
第2回 2025/ 7/ 7(月) 鎌倉から室町の日本美術
第3回 2025/ 7/14(月) 江戸後期から幕末の日本美術
第4回 2025/ 7/28(月) やまと絵の日本美術—源氏絵を中心に
第5回 2025/ 8/ 4(月) 平安の日本美術
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は8/18(月)を予定しています。
◆『教養の日本美術史』(ミネルヴァ書房)が既に入手困難となっていることから、2024年度から教科書には指定しておりません(過去に購入してお手元にお持ちの方は、ぜひご持参ください)。主としてPPTを用いて講義を行います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 山本 聡美 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1970年宮崎県生。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。日本絵画史。主著『中世仏教絵画の図像誌』(吉川弘文館)、『九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史』(KADOKAWA、第66回芸術選奨・第14回角川財団学芸賞受賞、2023年『増補カラー版 九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史』として角川ソフィア文庫)、共編著『病草紙』(中央公論美術出版)。 |
名前 | 古田 亮 |
肩書き | 東京藝術大学大学美術館教授 |
プロフィール | 東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て現職。「琳派RIMPA」展、「揺らぐ近代」展、「夏目漱石の美術世界」展、「大吉原展」などの展覧会を企画。著書に『俵屋宗達』、『高橋由一』、『美術「心」論』、『横山大観』、『日本画とは何だったのか』、編著に『日本画の所在』など。専門は近代日本美術史。 |
名前 | 樋口 一貴 |
肩書き | 十文字学園女子大学教授 |
プロフィール | 三井記念美術館学芸員を経て現職。企画した展覧会に、「円山応挙と三井家」「日本桐絵巻」「円山応挙―空間の創造」「河鍋暁斎の能・狂言画」「東山御物の美」など。著書に、『もっと知りたい円山応挙』、『歌川豊国・春画の世界』、『肉筆春画傑作選』がある。専門は日本近世絵画史。 |
名前 | 稲本 万里子 |
肩書き | 恵泉女学園大学教授 |
プロフィール | 東京芸術大学美術学部卒業、同大学院美術研究科修士課程修了。専門は日本絵画史。主な業績に『源氏絵の系譜―平安時代から現代まで』(森話社)、「深層学習による「幻の源氏物語絵巻」の流派推定に関する考察―AI 技術による「絵師の流派」概念の再構築―」(共著、『人工知能学会論文誌』36-6、人工知能学会2021年度論文賞受賞)。 |
名前 | 増記 隆介 |
肩書き | 東京大学准教授 |
プロフィール | 1974年茨城県生。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科修士課程修了。博士(文学、東京大学)。財団法人大和文華館学芸部、文化庁美術学芸課文部科学技官、同文化財調査官、神戸大学大学院人文学研究科准教授を経て現職。専門は仏教絵画史を主とする日本絵画史。主著『院政期仏画と唐宋絵画』(中央公論美術出版)ほか。 |
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