学内講座コード:120235
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
江戸のくずし字で読む秀吉の伝記『太閤記』
申し込み締切:
2025年06月29日 (日) 17:00
開催日時:
6月30日(月)〜 9月 1日(月)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・江戸の史料を読んで、くずし字に慣れ、読解力を身に付ける。
・江戸時代の貸本屋には、どのような写本があったかを学ぶ。
・江戸の人が出版厳禁の秀吉のことを知る身近な方法を学ぶ。
【講義概要】
今期の史料は「上州鬼石福田屋」の墨印のある『真書太閤記』初編の筆写本です。『太閤記』は太閤秀吉について書かれた伝記ですから、この史料を読むことは、来年の大河ドラマの予習を兼ねることになります。その意味において「初編」はピッタリの史料となります。もちろん、伝記小説なので、史実との相違点を考える必要があります。さらに、冒頭にふれた墨印から読み取れる江戸の「貸本」についても考えましょう。また、徳川将軍家の江戸時代の作品なので、初代の家康と秀吉の関係を考慮するならば秀吉に関する出版物や芝居は許可されませんが、本については“抜け道”があったことを学ぶことにしましょう。なお、読みは毎回4枚ほどの予定です。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 6/30(月) 太閤記についての話と1枚目の初見読み。
第2回 2025/ 7/ 7(月) 初編の第一を、4枚ほど読みます。
第3回 2025/ 7/14(月) 初編の第一、前回の続きを4枚ほど読みます。
第4回 2025/ 7/28(月) 初編の第一、前回の続きを4枚ほど読みます。
第5回 2025/ 8/ 4(月) 初編の第二、前回の続きを4枚ほど読みます。
第6回 2025/ 8/18(月) 初編の第二、前回の続きを4枚ほど読みます。
第7回 2025/ 8/25(月) 初編の第三、前回の続きを4枚ほど読みます。
第8回 2025/ 9/ 1(月) 初編の第三、前回の続きを4枚ほど読みます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 菅野 俊輔 |
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肩書き | 江戸文化研究家、歴史家 |
プロフィール | 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)、監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』(宝島新書)等。 |
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