学内講座コード:120231
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本城館史概説 イントロダクション
申し込み締切:
2025年07月04日 (金) 17:00
開催日時:
7月 5日(土)〜 9月 6日(土)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・戦国時代以前の城のイメージを正しく理解する。
・中世城館の見方を身につける。
・城館の構造や変遷から、日本中近世史の理解を深める。
【講義概要】
日本国内には30,000ヵ所にも及ぶ古城址があると言われます。そのほとんどで建築物は残っていません。当時の面影を残す城館といえども、当時の土木工事の痕跡をとどめるのみです。しかしそのような城館址であっても、歴史を雄弁に語っています。
本講座は【城の日本史】と【城跡をめぐる】の二つのテーマが交互になるように組みました。講座を通して、中近世の城館の見方を身につけ、探索に訪れた城館址でその痕跡から歴史を理解し、かつ楽しめるようになることを目指します。
とかく娯楽の対象として語られる城館ですが、過去に身近であった戦争を意識しつつ、地域や日本列島の歴史を考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 7/ 5(土) 【城の日本史】戦国城館の成立
第2回 2025/ 7/26(土) 【城跡をめぐる】太田金山城
第3回 2025/ 8/23(土) 【城の日本史】鎌倉武士の城
第4回 2025/ 8/30(土) 【城跡をめぐる】真壁氏の本拠−亀熊城と真壁城−
第5回 2025/ 9/ 6(土) 【城の日本史】南北朝時代初頭の城館−1330年代の様子
【ご受講に際して】
◆夏学期は、見学会はありません。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 齋藤 慎一 |
---|---|
肩書き | 東京都江戸東京博物館 分館 江戸東京たてもの園 学芸員 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程(中退)、史学博士。吉川弘文館『中世東国の領域と城館』・歴史文化ライブラリー『中世武士の城』・『日本城郭史』、東京大学出版会『中世東国の道と城館』、講談社現代新書『中世を道から考える』、高志書院『歴史家の城歩き』、中公新書『江戸−平安時代から家康の建設へ』など、中世東国社会をさまざま事象から考える。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.