学内講座コード:25122310
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
【ハイブリッド/対面】紫式部と仏教世界 ─行事・装束・供養─【対面/日本の文化・歴史/文学/】
申し込み締切:
2025年04月29日 (火) 00:00
開催日時:
2025年5月13日(火)~2025年5月27日(火)/13:30~15:00
入学金:
-
受講料:
9,900円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
『源氏物語』の作者・紫式部が生きた平安時代は、近づく末世(仏法が衰えたを世界)を見据え、数々の仏教説話集が編まれ、浄土を現出させるような寺院が建てられます。現世を謳歌していた貴族たちにも、徐々に来世(浄土・地獄)が意識され、個人が浄土への往生を求める仏教信仰が浸透していきます。
『源氏物語』の主人公・光源氏も、若い時から出家を意識しています。また物語には数多くの仏事が記されます。『紫式部日記』には、冒頭から僧侶の読経の声が響き、その姿が生き生きと描かれます。この講座では、紫式部の著作を通し、当時の仏教世界を知るべく、仏教行事、装束、供養(中世の源氏供養を含む)を中心にお話しします。
【紹介動画】
https://meiji-univ.ap.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=1e3d8af0-6d25-4ee4-baa0-b28500110b86
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:4月29日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
【講義概要】
第1回 2025年05月13日(火) 『源氏物語』の仏事
『源氏物語』に描かれる出家者と仏事から見えてくる人間関係についてお話しします。
第2回 2025年05月20日(火) 平安時代の仏事と装束
紫式部の著作に描かれる仏教行事や装束について歴史の観点からお話しします。
第3回 2025年05月27日(火) 紫式部の信仰心と中世の源氏供養
紫式部の著作に見える仏教に対する考え方と中世の源氏供養(紫式部供養)についてお話しします。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 湯淺 幸代 |
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肩書き | 明治大学文学部専任准教授 |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程修了。 博士(文学)。『源氏物語』等の物語文学、日記文学、『源氏物語』の受容について研究している。著書『源氏物語の史的意識と方法』(新典社、2018年)、近年の論文に「妊婦の自死─平安期の物語を中心に─」(『物語研究』第23号、2023年3月)、「平安文学における「滝口」(『国語と国文学』第98巻第5号、2021年4月)などがある。 Meiji.net関連記事 |
名前 | 中井 真木 |
肩書き | 明治大学大学院特任准教授 |
プロフィール | 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。服装文化を中心に平安・鎌倉時代の歴史を研究している。著作に『王朝社会の権力と服装―直衣参内の成立と意義』(東京大学出版会、2018年)、「『枕草子』に描かれた男性の宿直装束について」(『Waseda Global Forum』12号、2016年)、「近習と直衣」(『明月記研究』14号、2016年)等。 |
名前 | 小滝 真弓 |
肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。『源氏物語』を中心に、平安文学における仏教受容について研究している。第14回中古文学会賞受賞。近年の論文に、「『源氏物語』における法華八講-耶輸陀羅をめぐる仏伝を中心に—」(『古代中世文学論考』第50集、新典社、2023年10月)や、「『更級日記』における「鏡の夢」の位相-彼岸と天台五時教判を媒介として—」(『文学研究論集』第60号、明治大学、2024年2月)などがある。 |
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