学内講座コード:0707012
この講座について質問する主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 WEB講座 (オンライン) ]
講座名:
【Web視聴】『源氏物語』明石の君母子の物語を読む 2024年度秋講座収録動画
申し込み締切:
2025年06月17日 (火) 23:30
開催日時:
2025年4月2日(水)~2025年7月1日(火)/7.5時間(30分×15回)
入学金:
-
受講料:
9,000円
定員:
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
明石の君は光源氏の唯一の娘・明石の姫君を産みます。この娘は「后がね」(やがて后になるはずの姫君)として大事に育てられることになります。中流貴族である明石の君が産んだこの姫君を、光源氏はどのようにして「后がね」としていくのでしょうか。また、明石の君は、中流貴族出身というコンプレックスを抱えながら、光源氏の妻たちの間で、どのように独自の地位を築いていくのでしょうか。
さらに、明石の君は光源氏の「妻」と言えるのかについても考えてみたいと思います。
この講義では、明石の君と明石の姫君母子の関係に焦点を当てながら、澪標巻・松風巻・薄雲巻の重要な場面を読んでいきます。
この講座は、2024年度秋・対面講座の 0601076『源氏物語』明石の君の物語を読む を、より多くの方にご受講いただけるよう、Web視聴講座として編集し配信するものです。
三鷹サテライト教室での対面講座の臨場感とともに講義をご視聴いただけます。
※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。
【講座スケジュール】
第1回 明石の姫君の誕生(澪標巻)
第2回 住吉詣(澪標巻)
第3回 明石の君の上京(松風巻)
第4回 大堰の山荘(松風巻)
第5回 明石の君、姫君を紫の上に託す(薄雲巻)
【教材】
【必携テキスト】(各自で、お求めください)
『源氏物語語(三) 澪標―少女』岩波文庫 柳井滋・室伏信助等 2018年 1,452円(税込)
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(90分あたり200円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。
※紙資料郵送ご希望の方は、詳細ページよりお申込みください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉野 瑞恵 |
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肩書き | 駿河台大学名誉教授、成蹊大学客員教授、中央大学ほか兼任講師。博士(東京大学) |
プロフィール | 東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。 著書に『王朝文学の生成―『源氏物語』の発想・「日記文学」の形態』笠間書院・2011年。共著に、『『源氏物語』と日本文学史』(成蹊大学人文叢書18)風間書房・2021年、『三十六歌仙集(二)』(和歌文学大系52巻)、明治書院・2012年、など。論文に、「『狭衣物語』異本系本文の論理―道成の造型を中心として―」『中央大学文学部紀要』第123号・2019年3月、「女性が書くとき―日記文学研究の現況と課題―」『国語と国文学』第95巻第5号・2018年5月、など。 |
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