学内講座コード:0701034
この講座について質問する主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
重源上人と東大寺 ― 東大寺再建に至るまで ―
申し込み締切:
2025年06月12日 (木) 12:00
開催日時:
2025年4月11日(金)~2025年6月13日(金)/10:00~11:30
入学金:
-
受講料:
12,500円
定員:
40名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
俊乗房重源(南無阿弥陀仏)は、治承4年(1180)に平家によって焼き打ちされた東大寺の再建に尽力したことで広く知られています。その写実的な姿は、運慶作とされる東大寺俊乗堂安置の坐像にうかがうことができます。保安2年(1121)に生まれ、建永元年(1206)に示寂した重源は、その晩年を、東大寺大仏をはじめ寺内堂宇の再建に費やし、大きな功績を残しました。重源の生涯をたどる上で、如何なる修行を踏まえ、如何なる確信を得て、東大寺の再興勧進を行ったのかに注目してみたいと思います。特に醍醐寺での出家と仏道修行、三度とされる入宋、法然との出会いと浄土教への傾倒など、東大寺再建に至る、青年期から中年期に至る重源の姿を追います。
【講座スケジュール】
第1回 2025年04月11日(金) 重源の出自、出家・修行
第2回 2025年04月25日(金) 醍醐寺の重源
第3回 2025年05月09日(金) 法然との邂逅
第4回 2025年05月23日(金) 「入宋三度」
第5回 2025年06月13日(金) 焼跡に立つ重源
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 永村 眞 |
---|---|
肩書き | 日本女子大学名誉教授・東大寺学術顧問 |
プロフィール | 熊本県生れ、早稲田大学政治経済学部経済学科卒、同大学院文学研究科博士課程中退、東京大学史料編纂所助手・助教授、日本女子大学文学部助教授・教授を経て日本女子大学名誉教授。文学博士(早稲田大学)、第23回角川源義賞、第55回密教学術賞を受賞。著書に『中世東大寺の組織と経営』(塙書房刊)、『中世寺院史料論』・『中世醍醐寺の仏法と院家』・『中世寺院のネットーワーク-文書・記録と聖教から-』(吉川弘文館刊)、編著に『醍醐寺の歴史と文化財』・『中世寺院の仏法と社会』・『江戸に生まれた庶民信仰の空間』(勉誠出版刊)、『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版刊)等がある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.