学内講座コード:119003
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
【無料体験講座】魯迅vs村上春樹
申し込み締切:
2025年03月06日 (木) 17:00
開催日時:
3月 7日(金)/10:00~11:00
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
56名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
会員受講料: 0円
補足:
-
【講義概要】
無料体験講座では、春学期当講座の以下の内容を概観します。
魯迅は第一作「狂人日記」(1918年)で語り手に食人の罪(妹の肉を食べた)を自覚させた後、贖罪(しょくざい)をテーマとする作品群を書きました。キリストを侮辱した罪により永遠に歩み続ける「さまよえるユダヤ人」伝説への共感を語ってもいます。贖罪のために書き続ける、という思想が魯迅文学の原点だったのです。
村上文学の原点は、エッセー『猫を棄てる』(2020年)で語られた歴史の記憶、すなわち彼の父の日中戦争従軍体験でした。村上が作家となり父の罪を贖(あがな)うに至る過程では、魯迅から大きな影響を受けています。本講座では魯迅文学と村上文学との系譜的関係を解読します。
【ご受講に際して】
◆本講座の有料講座は早稲田校で実施します。以下の URL より確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65177/
【備考】
・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤井 省三 |
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肩書き | 東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授 |
プロフィール | 東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授、早稲田大学講師(2004―2022年度)、海外では南京大学海外人文資深教授等を務めた。専門分野は現代中国大陸・香港・台湾の文学と映画。著書に『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)、『魯迅と日本文学』(東大出版会)、『魯迅と世界文学』、『21世紀の中国映画』(共に東方書店)、などがある。 |
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