学内講座コード:910703
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】在日米軍基地の歴史と実態
申し込み締切:
2025年06月17日 (火) 17:00
開催日時:
3月 4日(火)〜 7月31日(木)/00:00~23:59
入学金:
-
受講料:
17,820円
定員:
20名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・米軍基地問題の史的経緯を理解する。
・沖縄の基地問題を世界との比較の視座で理解する。
・基地問題の解決策を構想する。
【講義概要】
世界で最も多くの米軍基地を抱え、米兵が駐留する日本。米軍のみならず、終戦後一貫して友軍の「国連軍」も駐留しています。なぜ、いつから日本は基地大国になったのでしょうか。米軍の裏の顔である国連軍とは何でしょうか。今日、米軍基地は沖縄に集中していますが、それは沖縄の「宿命」なのでしょうか。本講座では新発見の史料をふまえ、占領期から朝鮮戦争、安保改定、沖縄返還、冷戦終結、現代の普天間移設問題までを概観し、問題の解決策を探ります。また、新刊書『在日米軍基地―米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中公新書)の内容を解説し、「日本は基地を提供し、米国は防衛する」という通説を批判的に吟味します。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 3/ 4(火) 世界の米軍基地と日本
第2回 2025/ 3/ 4(火) 沖縄の基地問題
第3回 2025/ 3/ 4(火) 米軍基地がもつ「2つの顔」
第4回 2025/ 3/ 4(火) 在日国連軍とは何者か―占領と朝鮮戦争
第5回 2025/ 3/ 4(火) 日本本土からの撤退―基地闘争の歴史
第6回 2025/ 3/ 4(火) 沖縄基地問題の顕在化―施政権返還と「しわ寄せ」
第7回 2025/ 3/ 4(火) 基地の自由使用と国連軍解体危機
第8回 2025/ 3/ 4(火) 沖縄の国連軍問題―辺野古移設問題と民主党鳩山政権
第9回 2025/ 3/ 4(火) 浮かびあがる課題―安全保障と民主的統制
【ご受講に際して】
◆視聴期間は一般申込開始(2025/3/4)から学期終了翌月末(2025/7/31)までになります。一般申込開始(2025/3/4)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 秋期 「在日米軍基地の歴史と実態」 (10/07〜12/16 月曜日、全9回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 川名 晋史 |
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肩書き | 東京科学大学教授 |
プロフィール | 東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。1979年北海道生まれ。博士(国際政治学)。専門は、米国の海外基地政策。著書『基地の政治学―戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房,2012年,佐伯喜一賞)、『基地の消長 1968-1973―日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年、猪木正道賞特別賞)、『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房、2022年)、編著『共振する国際政治学と地域研究―基地,紛争,秩序』(勁草書房、2019年、手島精一記念研究賞)、『世界の基地問題と沖縄』(明石書店、2022年)、『在日米軍基地―米軍と国連軍「2つの顔」の80年史』(中公新書、2024年)ほか。 |
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