学内講座コード:910207
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】古代吉備へのいざない
申し込み締切:
2025年06月17日 (火) 17:00
開催日時:
3月 4日(火)〜 7月31日(木)/00:00~23:59
入学金:
-
受講料:
11,880円
定員:
20名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・『古事記』や『日本書紀』を中心とする日本古代の文献史料を読解する力を身につける。
・神話・伝承を手がかりとして、日本の古代国家の成り立ちについての理解を深める。
【講義概要】
現在の岡山県と広島県の東部にあたる地域は、古代では吉備と呼ばれ、大和と共に国家形成を主導した勢力の拠点でした。大阪湾岸の王陵に次ぐ規模の古墳は吉備に築かれ、『日本書紀』には吉備の勢力が天皇と対立した伝承がいくつも収められています。大和の葛城や紀伊と共に、5世紀の朝鮮半島外交を担ったのも吉備の勢力です。近年、吉備に関する新たな研究も蓄積されつつあります。講義では、こうした動向も紹介しながら、『古事記』『日本書紀』、また諸国の風土記などにみえる吉備勢力の系譜と伝承を再検討し、吉備の勢力の実態とはどのようなものか、また国家形成にどのような役割を果たしたのかについて考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 3/ 4(火) 古代吉備概観
第2回 2025/ 3/ 4(火) 吉備勢力の系譜と伝承
第3回 2025/ 3/ 4(火) 吉備臣尾代の伝承
第4回 2025/ 3/ 4(火) 鴨別と笠臣
第5回 2025/ 3/ 4(火) 吉備臣の実態
第6回 2025/ 3/ 4(火) 吉備と王権
【ご受講に際して】
◆視聴期間は一般申込開始(2025/3/4)から学期終了翌月末(2025/7/31)までになります。一般申込開始(2025/3/4)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 秋期 「古代吉備へのいざない」 (10/28〜12/16 月曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 古市 晃 |
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肩書き | 神戸大学大学院教授 |
プロフィール | 岡山県生まれ。博士(文学、大阪市立大学)。大阪歴史博物館、花園大学を経て現職。日本古代史を専攻。国家形成史や地域社会史に関心を持つ。著書に、『倭国 古代国家への道』(講談社現代新書)、『国家形成期の王宮と地域社会』(塙書房)などがある。 |
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