学内講座コード:710302
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
多文化社会アメリカ、その系譜と現在
申し込み締切:
2025年04月06日 (日) 17:00
開催日時:
4月 7日(月)〜 6月 2日(月)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・多文化社会としてのアメリカを作り上げてきた歴史を理解する
・アメリカで「多からなる一」という理想がどのように追求されてきたのかを理解する
・21世紀の多文化社会アメリカの課題について、歴史的な視点から理解する
【講義概要】
アメリカ合衆国は「多からなる一(e pluribus unum)」という言葉を国家的なモットーとして掲げています。さまざまな人種・民族集団(=多)で構成される「1つのアメリカ」とは、どのようにして実現されるのでしょうか。本講座では、多文化社会といわれるアメリカが歴史的にどのように作られてきたのかを理解したうえで、20世紀以降のアメリカがどのように「多からなる一」を模索してきたのかを追いかけます。多様性に対して否定的といわれるドナルド・トランプの勝利に終わった2024年大統領選挙とその後のアメリカの課題を、歴史的・社会的な視点から考えてみましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 7(月) 「移民の国」アメリカの成り立ちと変貌
第2回 2025/ 4/14(月) アメリカ人種主義の過去と現在
第3回 2025/ 4/21(月) 「多からなる一」の系譜(1)同化から文化多元主義へ
第4回 2025/ 4/28(月) 「多からなる一」の系譜(2)多文化主義とは何か
第5回 2025/ 5/12(月) 「多からなる一」の系譜(3)アファーマティブ・アクションという試み
第6回 2025/ 5/19(月) 21世紀アメリカ多文化社会の軌跡(1)多様性の時代とオバマの功罪
第7回 2025/ 5/26(月) 21世紀アメリカ多文化社会の軌跡(2)トランプ現象からブラック・ライヴズ・マター運動まで
第8回 2025/ 6/ 2(月) 21世紀アメリカ多文化社会の展望:2024年大統領選挙が示すもの
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月9日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 南川 文里 |
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肩書き | 同志社大学大学院教授 |
プロフィール | 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は社会学・アメリカ研究。主な著書は、『アファーマティブ・アクション:平等への切り札か、逆差別か』(中公新書、2024年)、『アメリカ多文化社会論[新版]:「多からなる一」の系譜と現在』(法律文化社、2022年)、『未完の多文化主義:アメリカにおける人種、国家、多様性』(東京大学出版会、2021年)、『「日系アメリカ人」の歴史社会学:エスニシティ、人種、ナショナリズム』(彩流社、2007年)など。 |
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