学内講座コード:710232
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
「メディア」としての浮世絵 ー版元・蔦屋重三郎の仕事を導入部として
申し込み締切:
2025年03月31日 (月) 17:00
開催日時:
4月 1日(火)〜 6月 3日(火)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・江戸時代文化に関する理解を深める
・江戸時代に既に存在した「メディア」である浮世絵の魅力を確認する
【講義概要】
江戸時代に興隆した「浮世絵」。浮世絵には一点ものの肉筆画と、何点もの本物が存在する印刷物である浮世絵版画とがあります。特に後者は、大量複製、大量頒布が可能であるという点で、江戸時代におけるメディアであったということができ、私たちは今も、残された浮世絵版画から、当時のトレンド(流行)を探ることができます。また幕末期以降の浮世絵版画は、開国や明治維新、その後の戦乱などを伝えるニュースメディアとしても大いに機能しました。本講義では、「江戸のメディア王」と称された2025年大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎の仕事を導入として、メディアとしての浮世絵版画について語ります。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 1(火) 【導入】江戸のメディア王・蔦屋重三郎の仕事
第2回 2025/ 4/ 8(火) 浮世絵版画の機能と特質
第3回 2025/ 4/15(火) 浮世絵版画の機能、各論:報道媒体としての版画
第4回 2025/ 4/22(火) 浮世絵版画、海を渡る〜ジャポニスム概論〜
第5回 2025/ 5/13(火) ジャポニスム各論:葛飾北斎の場合
第6回 2025/ 5/20(火) ジャポニスム各論:歌川広重の場合
第7回 2025/ 5/27(火) 【閑話休題】日本近代における「作品」としての版画
第8回 2025/ 6/ 3(火) 今に生きる浮世絵
【ご受講に際して】
◆3/14(金)11:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。
◆休講が発生した場合の補講日は6月10日(火)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 菅原 真弓 |
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肩書き | 大阪公立大学教授 |
プロフィール | 博士(哲学、学習院大学)。2017年より現職。専門分野は日本近世近代絵画史、媒体(版画)史。主要著書に『月岡芳年伝―幕末明治のはざまに』(中央公論美術出版、2018年)や『明治浮世絵師列伝』(中央公論美術出版、2023年)などがある。2019年、『月岡芳年伝』の成果により第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。 |
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