学内講座コード:710215
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
古墳出現期の列島東部の考古学 新たなヤマタイ国時代像を追求する
申し込み締切:
2025年04月17日 (木) 17:00
開催日時:
4月18日(金)〜 6月13日(金)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・ 弥生〜古墳時代研究の成り立ちから研究史を学び、各学説の今日的な到着点を理解する
・ ヤマタイ国時代の東西ネットワーク論や海洋民論から国家形成史に関する理解を深める
・ 考古学研究と埋蔵文化財の保護の在り方に関する理解をその社会的使命について理解する
【講義概要】
日本各地で膨大な発掘調査の成果により、既成の『常識的な日本史』像とはひと味違った「列島に暮らすヒトたちの姿」を紹介したい。なかでも弥生時代後期(紀元2〜3世紀頃)のヤマタイ国時代から、4世紀には巨大前方後円墳の築造が開始されるこの時機は、国家形成期=ヤマト政権成立について概説し、さらに概説書などにはあまり記されない学史上の「ウラ話」なども含め、楽しく学習したい。
文化財の調査・研究の現場や教育現場で調査・研究を続けてきた者として、最新の発掘調査情報を初めての方にもわかりやすく説明し、なおかつ従来の定説的な理解とは異なった「新たな古墳時代像」にアプローチしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/18(金) 考古学研究の基礎
第2回 2025/ 4/25(金) 邪馬台国論の現在
第3回 2025/ 5/ 9(金) 弥生から古墳時代ヘ
第4回 2025/ 5/16(金) 列島東西の弥生ネットワーク
第5回 2025/ 5/23(金) 弥生時代後期の列島の物流とネットワークを整理し、古墳出現期を考える
第6回 2025/ 5/30(金) ヤマトタケル伝承と古墳東遷論
第7回 2025/ 6/ 6(金) 海洋民とヤマト王権
第8回 2025/ 6/13(金) 古墳時代とモニュメント研究
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月20日(金)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 西川 修一 |
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肩書き | 海老名市立郷土資料館指導員、元 (財団法人)かながわ考古学財団調査員 |
プロフィール | 県立高等学校の日本史教員・教頭として勤務、かながわ考古学財団、県教委生涯学習文化財課などで文化財調査・保護の業務に携わる。公教育の現場と発掘調査の職場を歴任すると共に、国家形成期の弥生〜古墳時代研究を進め、行政の発掘調査成果の社会還元に努め講演活動にも努めている。編著として『弥生時代の東西交流』六一書房 2020などがある。 |
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