学内講座コード:710203
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
平安貴族の「夢」 平安朝文学と古記録で読み解く「夢」分析
申し込み締切:
2025年03月31日 (月) 17:00
開催日時:
4月 1日(火)〜 6月17日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【講義概要】
平安文学のイメージから、平安貴族は夢で神仏からのお告げを得たり、夢の内容におそれおののいていたと考えがちです。しかし、夢の内容をほとんど潤色せずに記録した男性貴族の日記(古記録)を読み解くと、けっしてそうではありませんでした。
この講座では、宗教学や心理学ではなく、おもに脳生理学の成果をもとにして、平安貴族が何故そのような夢を見たのか、そして何故にそれを記録したのかを分析します。
これまであまり取り上げられることのなかった「夢」の記録を通して、けっして夢を神秘的だけに扱ってきたわけではない貴族たちの姿が見えてくるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 1(火) 夢とは何か
第2回 2025/ 4/ 8(火) 『源氏物語』の夢
第3回 2025/ 4/15(火) 『栄花物語』の夢
第4回 2025/ 4/22(火) 『大鏡』の夢
第5回 2025/ 5/13(火) 『蜻蛉日記』の夢
第6回 2025/ 5/20(火) 『更級日記』の夢
第7回 2025/ 5/27(火) 『日本霊異記』の夢
第8回 2025/ 6/ 3(火) 『今昔物語集』の夢
第9回 2025/ 6/10(火) 平安貴族の古記録と夢
第10回 2025/ 6/17(火) 藤原忠平と『貞信公記』/藤原師輔と『九暦』/重明親王と『吏部王記』
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は6月24日(火)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 倉本 一宏 |
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肩書き | 国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学名誉教授 |
プロフィール | 1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程修了。博士(文学、東京大学)。専門は日本古代政治史、古記録学。著書に『藤原道長の日常生活』『紫式部と藤原道長』(講談社現代新書)、『藤原氏』『公家源氏』(中公新書)、『平安時代の男の日記』(角川選書)、『権記』『小右記』『平安貴族の夢分析』(角川ソフィア文庫)など。 |
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