学内講座コード:310715
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
農と食と命は守れるか―国家観なき歳出削減のリスク
申し込み締切:
2025年05月23日 (金) 17:00
開催日時:
5月24日(土)〜 5月24日(土)/13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
入学金:
-
受講料:
6,831円
定員:
24名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【講義概要】
(1)農業予算を減らせ、(2)水田での飼料米生産振興の補助金は、かかるお金が増えたのでもう打ち切る、(3)低価格に耐えられる構造転換を、(4)食料備蓄は減らせ、(5)食料自給率向上を重視するのは非効率でお金がかかりすぎるからやめて、輸入すればよい。これが財政当局の打ち出した農業政策の方向性である。このように、ただ、お金を減らしたいだけで、現状の危機認識の欠如と大局的見地の欠落から、国民の命は守れるのかを考える。
【ご受講に際して】
◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鈴木 宣弘 |
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肩書き | 東京大学大学院特任教授・名誉教授 食料安全保障推進財団理事長 |
プロフィール | 東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学教授、東京大学教授を経て現職。専門は農業経済学。『食料を読む』(日経文庫、2010年)、『食の戦争』(文春新書、2013年)、『悪夢の食卓』(角川、2016年)、『だれもが豊かに暮らせる社会を編み直す』(筑波書房、2020年)、『農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機』(平凡社新書、2021年)、『協同組合と農業経済〜共生システムの経済理論』(東京大学出版会、2022年、食農資源経済学会賞受賞)、『世界で最初に飢えるのは日本〜食の安全保障をどう守るか』(講談社、2022年)、『マンガでわかる日本の食の危機』(方丈社、2023年)、『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社、2024年)等、著書多数。 |
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