学内講座コード:310601
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
手話―「日本語対応手話」と「日本手話」を学ぶ【継続】
申し込み締切:
2025年04月11日 (金) 17:00
開催日時:
4月12日(土)〜 6月14日(土)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
30,739円
定員:
24名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 26,730円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・聴覚障がい者には「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」という方々がいることを知る。
・「日本語対応手話」と「日本手話」の表現や構造の違いを知る。
・「日本語」と「手話」の文法の違いを理論的に学ぶ。
【講義概要】
「手話は言語である」という考えが広まっています。【言語である】のですから、手話を指導する講師は教授法を学んだうえで、言語を身につけるプロセスをキチンと考えて指導しなければなりません。手話には「日本語対応手話」と「日本手話」の2種類があり【人間に上下がないと同じく、言語にも上下がない】ことを前提に「日本語」「日本語対応手話」「日本手話」の表現や構造の違いを体系的に学びましょう!手話を学び始めたばかりの方、ブランクがある方、地域の手話講習会を受講中の方、現在手話通訳として活動されている方など幅広い方を対象にしています。
当講座の「ご受講に際して」「各回の講義予定」をホームページで必ずご確認ください。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/12(土) 母語と第二言語について
第2回 2025/ 4/19(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(1)【「は」と「が」の違い】
第3回 2025/ 4/26(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(2)【NMS】
第4回 2025/ 5/10(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(3)【二重否定】
第5回 2025/ 5/17(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(4)【指さし】
第6回 2025/ 5/24(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(5)【助数詞と概数の表現】
第7回 2025/ 5/31(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(6)【あいまいな表現】
第8回 2025/ 6/ 7(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(7)【地の文と会話の文】
第9回 2025/ 6/14(土) 文法を理解したうえで、通訳体験をしてみましょう(8)【現場の事例】
【ご受講に際して】
◆2024年度冬講座からの継続講座です。
◆今学期は、改めて「私は」「私が」の違いを手話表現するところから学びます。
◆「日本語と手話を比較対照する」という新しい視点での指導ですので、新規の方も歓迎いたします。
◆テキストは不要です。講師の作成したプリントを配付します。
◆参考書籍『ろう者と聴者の懸け橋に:「手話通訳士」兼「日本語教師」の挑戦』(鈴木隆子著、大月書店)』『はじめてでもそのまま使える手話会話フレーズ228』(鈴木隆子監修、池田書店)を事前にお読み頂くとより理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鈴木 隆子 |
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肩書き | 手話通訳士、日本語教師 |
プロフィール | 東京都武蔵野市吉祥寺出身。立教大学文学部英米文学科卒。大学時代は東京六大学野球のチアガール。手話通訳士・日本語教育能力検定試験に合格した日本語教師。宅建士の資格もあり。日本で唯一の「聴覚障がい者のための手話でおこなう日本語講座」を開講。外国人向けの日本語教育をもとにした独自の教授法で指導。著書は「ろう者と聴者の懸け橋に」「はじめてでも そのまま使える手話会話フレーズ228」等。手話通訳士であり、日本語教育能力検定試験に合格したプロの日本語教師として、聴覚障がい者に手話で「日本語の文法」「日本語の文型」「ビジネス講座」を指導している唯一の教師。 |
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