学内講座コード:310329
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
イスラム教と世界の邂逅―地域からみる歴史的展開と影響
申し込み締切:
2025年04月06日 (日) 17:00
開催日時:
4月 7日(月)〜 6月16日(月)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
24名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・イスラム教が世界各地でどのような影響を与えたのかについて、その歴史を通して学ぶ。
・地域ごとに、いつ、どのように、「外来の宗教」であるイスラム教との邂逅・相克・受容(もしくは反発)があったのかを学ぶ。
・拡大しつづけるイスラム教の歴史を知ることで、現代国際社会の根底にあるものについて理解する。
【講義概要】
今や世界の20億人ほどにまで達したイスラム教。アラビア半島の片隅から生まれたイスラム教の拡大の歴史と、各地へのインパクトとはどのようなものだったのか。「外来の宗教」であるイスラム教は、瞬く間に西アジア世界を席巻し、西はイベリア半島から東は中央アジアや北インドにまで伝来する。ただし、その後の定着には数世紀を要したことを忘れてはならない。その間、実際には、イスラム教もまた、各地の慣習・伝統や文化の影響を受けて多様な形態をとる。本講義では、各地でのイスラム教伝来の影響やその後の展開を、とりわけ地域の側に焦点を当てつつ、双方向の視点から検討する。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 7(月) 20億人の巨大宗教イスラム教:その歴史的展開と世界各地への影響
第2回 2025/ 4/14(月) イスラム教はどのような宗教か?
第3回 2025/ 4/21(月) 西アジアに到来したイスラム教とサーサーン朝の滅亡
第4回 2025/ 5/12(月) 北アフリカ・イベリア半島に進出したイスラム教とヨーロッパ世界
第5回 2025/ 5/19(月) イスラム教の新たな潮流:シーア派、スンナ派、スーフィズム、聖者崇敬
第6回 2025/ 5/26(月) 中央アジア・中国に拡がるイスラム教
第7回 2025/ 6/ 9(月) インドに到来したイスラム教:ヒンドゥー文化のただなかで
第8回 2025/ 6/16(月) 東南アジア・インド洋海域世界・アフリカに拡がるイスラム教
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 守川 知子 |
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肩書き | 東京大学大学院准教授 |
プロフィール | 京都市生まれ。博士(文学、京都大学)。北海道大学准教授を経て、現職。専門は、西アジア史。特に、社会史や文化史を専門とし、イラクのシーア派諸聖地への巡礼や、海や陸のシルクロードを通じた文化交流、アルメニア人などの宗教マイノリティを主たる研究対象としている。主著に、『シーア派聖地参詣の研究』(京都大学学術出版会、2007年)、編著に、『移動と交流の近世アジア史』(北海道大学出版会、2016年)、『都市からひもとく西アジア:歴史・社会・文化』(勉誠出版、2021年)などがある。 |
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