学内講座コード:310313
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
戦後韓国史―独立から朝鮮戦争まで
申し込み締切:
2025年04月04日 (金) 17:00
開催日時:
4月 5日(土)〜 6月14日(土)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
24名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・第二次世界大戦後の韓国の様子を知る
・現在にも通じる戦後政治の流れと起源を知る。
・日韓関係への影響を考える。
【講義概要】
日本の植民地から解放された朝鮮の戦後政策は、北緯38度線を挟んでソ連、アメリカが行いました。南では権力闘争のすえ、李承晩を大統領とする大韓民国が、北部は金日成による朝鮮民主主義人民共和国が建国されました。両者の対立が1950年から53年までの朝鮮戦争を招きました。一方、韓国の権力闘争は、やがて保守と革新の対立となり、先日の尹錫悦大統領の戒厳令宣告とその後の混乱に繋がりました。韓国の政治状況は対日関係や、日本の政治にも大きな影響を与えます。このような状況を理解するためにも、韓国の戦後史を知る必要があるのです。春学期は、そのような流れの基礎となった朝鮮戦争までの流れをふり返ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 5(土) 植民地政策(創始改名、徴用など)・上海臨時政府(朝鮮独立の願い)
第2回 2025/ 4/12(土) 降伏・光復そして分断
第3回 2025/ 4/19(土) 朝鮮人民共和国と李承晩 金九
第4回 2025/ 4/26(土) 信託統治案と反信託運動
第5回 2025/ 5/10(土) 冷戦と朝鮮
第6回 2025/ 5/17(土) 韓国・北朝鮮の建国
第7回 2025/ 5/24(土) 朝鮮戦争(1) 開戦からソウル奪還まで
第8回 2025/ 5/31(土) 朝鮮戦争(2) 中国義勇軍の参戦 そして釜山
第9回 2025/ 6/ 7(土) 朝鮮戦争(3) 休戦交渉と休戦
第10回 2025/ 6/14(土) 休戦協定と分断の固定化
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 武井 一 |
---|---|
肩書き | 都立日比谷高等学校講師 |
プロフィール | 1963年東京都生まれ。成蹊大学法学政治学研究科博士前期課程修了(法学修士)。都立日比谷高等学校他講師(地歴・公民と韓国語)。公益財団法人日韓文化交流基金評議員。韓国の歴史、文化に関心をもち研究を行う。著書に『ソウルの王宮めぐり』(桐書房)、『朝鮮王宮完全ガイド』(角川ソフィア文庫)、『皇室特派留学生』(白帝社)などがある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.