学内講座コード:310302
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
教科書では学べない新・西洋史 社会・生活・制度から見る古代と中世ヨーロッパ
申し込み締切:
2025年03月31日 (月) 17:00
開催日時:
4月 1日(火)〜 6月17日(火)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
24名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・巨大なローマ帝国がどのように統治され、維持されていたのか、そして中世国家がどうであったのかを理解する。
・キリスト教がなぜ迫害されたのか、その反面、どのようにしてヨーロッパの普遍的宗教になったのかを理解する。
【講義概要】
「ヨーロッパとは何か」という素朴な問いに対し、「古代ギリシア・ローマの文化+ゲルマン人の精神+キリスト教」と回答されることが往々にしてあります。本講義はこれをベースにしつつ、近年の歴史学研究の成果もとりいれながら、前近代の西洋史像を描いてみたいと思います。その際、受講生の幅広い興味関心に応えるため、さまざまな映画や文学・童話、絵画などを切り口にして、西洋史の教養書や高校世界史の教科書が触れない内容についても積極的に取り上げるつもりです。※本講座は2021年春期および2022年春期の同名講座の内容に、新たな知見を大幅に追加して再構成しています。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 1(火) 風呂をめぐる「新西洋史」― 歴史の新鮮なみかた、楽しみかた
第2回 2025/ 4/ 8(火) 古代ギリシア民主政の光と影
第3回 2025/ 4/15(火) ローマ皇帝と帝国社会
第4回 2025/ 4/22(火) キリスト教の成立と迫害
第5回 2025/ 5/13(火) ゲルマン民族大移動とキリスト教拡大策
第6回 2025/ 5/20(火) 封建社会の成立
第7回 2025/ 5/27(火) 11世紀のヨーロッパと農業の変化
第8回 2025/ 6/ 3(火) 中世都市と修道院
第9回 2025/ 6/10(火) 大学の誕生
第10回 2025/ 6/17(火) 封建制の危機とルネサンス
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 新保 良明 |
---|---|
肩書き | 東京都市大学名誉教授 |
プロフィール | 1958年長野市生まれ。東北大学博士前期課程修了。博士(文学、東北大学)。専門分野は古代ローマ史。手頃な著書として単著『ローマ帝国愚帝物語』(新人物文庫)と共著『悪の歴史 西洋編(上)+中東編』(清水書院)、『侠の歴史 西洋編(上)+中東編』(清水書院)、『歴史学者と読む高校世界史』(勁草書房)、専門書として単著『古代ローマの帝国官僚と行政-小さな政府と都市-』(ミネルヴァ書房)などがある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.