学内講座コード:110514
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
【対面+オンラインのハイブリッド】『成唯識論』を読む
申し込み締切:
2025年04月02日 (水) 17:00
開催日時:
4月 3日(木)〜 6月19日(木)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
30,739円
定員:
50名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 26,730円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・唯識の根本聖典である『成唯識論』を精読し、唯識思想について詳しく学びます。
【講義概要】
「唯識」とは、あらゆる存在はただ心のあらわれであるとみて、自己の心のありかたを変革しようとする仏教の思想です。唯識思想を説く仏典のなかで、東アジアで最も重視されてきたのが『成唯識論』(護法等造、玄奘訳)です。本書の人間性に対する奥深い考察や、それを裏付ける緻密な論理は、現代のわれわれをも魅了してやみません。今期は『成唯識論』巻5のマナ識と意識に関する議論を、一字一句ていねいに読み解いてゆきます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 3(木) マナ識とは何か(8)——三性、界繋
第2回 2025/ 4/10(木) マナ識とは何か(9)——起滅分位
第3回 2025/ 4/17(木) マナ識の存在証明(1)——教証
第4回 2025/ 5/ 8(木) マナ識の存在証明(2)——理証
第5回 2025/ 5/15(木) 意識とは何か(1)——自性・行相、三性
第6回 2025/ 5/22(木) 意識とは何か(2)——心所相応、受倶
第7回 2025/ 6/ 5(木) 意識とは何か(3)——受倶
第8回 2025/ 6/12(木) 意識とは何か(4)——遍行
第9回 2025/ 6/19(木) 意識とは何か(5)——別境
【ご受講に際して】
◆仏教思想の基礎をひと通り学習された方を対象としています。
◆原文は特殊な仏教漢文で難解です。習熟するまでに時間を要します。
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。 対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆オンラインは、Zoomのウェビナー形式を使用しています。
◆講師は早稲田校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申込みの前に必ず
href="https://www1.ex-waseda.jp/online/reg_ct2020.html/">「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター)
【備考】
※講義時間がパンフレットに記載のものと変更になりました。ご注意ください。
変更前:10:40- 12:10
変更後:10:30- 12:00
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉村 誠 |
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肩書き | 駒澤大学教授 |
プロフィール | 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了。博士(文学、早稲田大学)。専攻分野は中国仏教、唯識学。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版)、『『般若心経幽賛』を読む―唯識の修行―』(春秋社)、編著に『玄奘三蔵と薬師寺』(薬師寺)、訳書に『続高僧伝I』(大蔵出版)がある。論文多数。 |
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