学内講座コード:110334
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
宗教人口の変遷がもたらす世界の潮流―イスラームとキリスト教、ユダヤ教
申し込み締切:
2025年04月02日 (水) 17:00
開催日時:
4月 3日(木)〜 6月12日(木)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・人口という観点からイスラーム、キリスト教世界、ユダヤ教の歴史的発展を知る
・世界ではなぜ一見、宗教戦争ともいわれる対立や紛争が発生するのかその背景を探る
・日本人はいかにイスラームと向き合うべきかを考える
【講義概要】
2023年10月ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃でガザの紛争が始まった。一部では「宗教戦争」などという形容もあるが、宗教は紛争を起こすナショナリズムの一要素にすぎない。本講座ではイスラームに関する基本的知識を、教義、実践などから説き起こし、イスラーム世界の歴史的発展、キリスト教、ユダヤ教の人口動態を説明しつつ、イスラームがいかにこれらの宗教世界と関わってきたかを紹介したい。また日本人が今後国内で増え続けるであろうイスラームといかに関わっていくべきかを考えてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 3(木) イスラームとは何か
第2回 2025/ 4/10(木) イスラーム世界の歴史的発展―イスラーム人口はどうして増加したか
第3回 2025/ 4/17(木) キリスト教の人口動態
第4回 2025/ 4/24(木) イスラーム世界を逆転したキリスト教世界と産業革命による人口増加
第5回 2025/ 5/ 8(木) ヨーロッパにおけるユダヤ教
第6回 2025/ 5/15(木) キリスト教を核とするヨーロッパ・ナショナリズムの発展と、その悲劇
第7回 2025/ 5/22(木) 宗教がせめぎ合うアメリカ大陸
第8回 2025/ 5/29(木) 増加する世界のイスラーム人口
第9回 2025/ 6/ 5(木) 虚構の「文明の衝突」
第10回 2025/ 6/12(木) 日本の中のイスラーム
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 宮田 律 |
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肩書き | 一般社団法人現代イスラム研究センター理事長 |
プロフィール | 1955年、山梨県生まれ。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。87年、静岡県立大学に勤務し、中東アフリカ論や国際政治学を担当。専門は、イスラム地域の政治および国際関係。著書に、『現代イスラムの潮流』(集英社新書)、『オリエント世界はなぜ崩壊したか』(新潮選書)、『中東イスラーム民族史』(中公新書)、『武器より命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方』(平凡社)など。 |
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