学内講座コード:110326
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
草原から見た世界史
申し込み締切:
2025年04月03日 (木) 17:00
開催日時:
4月 4日(金)〜 6月13日(金)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・これまでの日本の世界史教育の問題点を理解する
・中央ユーラシア草原から押し出された力が東西の歴史に果たした役割を知る
・ヨーロッパ中心史観から脱却する
【講義概要】
日本の世界史は、戦前の西洋史と東洋史が合体してできた教科である。西洋史のもとになった地中海文明の歴史観と、東洋史のもとになった中国型の歴史観はまったく異なる。本当の意味の世界史は、13世紀にモンゴル帝国が東西を有機的につないだときから始まると、講師の師であり夫である岡田英弘は言った。本講座では、その史観にもとづき、草原から見た世界史を語ることによって、現在の中国とロシアにおける問題点を解明したい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 4(金) 西洋史と東洋史を合体させた日本の世界史
第2回 2025/ 4/11(金) 遊牧騎馬民の誕生――『ヒストリアイ』と『史記』
第3回 2025/ 4/18(金) ローマ帝国に影響を与えた草原の遊牧民
第4回 2025/ 4/25(金) 秦・漢のシナから鮮卑の隋・唐へ
第5回 2025/ 5/ 9(金) 遊牧帝国の成長――トルコからキタイまで
第6回 2025/ 5/16(金) モンゴル帝国から世界史が始まる
第7回 2025/ 5/23(金) モンゴル帝国を継承した明と清
第8回 2025/ 5/30(金) モンゴル帝国を継承したロシア帝国
第9回 2025/ 6/ 6(金) ユーラシア大陸の20世紀――革命の時代
第10回 2025/ 6/13(金) 現代中国とロシアの問題点
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 宮脇 淳子 |
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肩書き | 歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員 |
プロフィール | 1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学等の非常勤講師を歴任。著書に『日本人が教えたい新しい世界史』『満洲国から見た近現代史の真実』『皇帝たちの中国史』『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』『ロシアとは何か』『真実の中国史』『中国・韓国の正体』『モンゴルの歴史』『世界史のなかの蒙古襲来』ほか多数。 |
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