学内講座コード:110315
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
【対面+オンラインのハイブリッド】中世ヨーロッパの歴史 キリスト教社会と知
申し込み締切:
2025年04月01日 (火) 17:00
開催日時:
4月 2日(水)〜 6月11日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・中世西ヨーロッパの社会構造を理解する。
・キリスト教と教会が諸権力の結び目として果たした役割を考察する。
・「知」への関心がどのように発展し新しい制度を生み出したのかを学ぶ。
【講義概要】
本講座は2024年度秋学期からのテーマ展開になっていますが、初めて参加される方でもわかりやすい授業を心がけています。
昨年秋学期は、13世紀半ばから1303年のアナーニ事件にかけて、教皇あるいは団体としての教会、教会と王国との関係性を問う一連の教会論が発達したことを解説しました。今期はアヴィニヨン教皇期の諸問題を取り扱います。この時期から、従来の教会人による論考だけにとどまらず、世俗の側からも教会や帝国、王国の在り方を再考する、文字通り中世政治思想の重要な著作が次々と著されていきます。この時期の諸問題を考察し、近世、ルネサンスに至る「知」の在り方を考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 2(水) ガイダンス:中世における知の変遷と12世紀以降の状況(総論)
第2回 2025/ 4/ 9(水) 14世紀初頭までの教会論と中世政治思想の成熟(前学期の復習)
第3回 2025/ 4/16(水) アナーニ事件前後の西欧と「帝国」をめぐる考察
第4回 2025/ 4/23(水) イタリアの新しい政治思想:バルトルスとパドヴァのマルシリウス
第5回 2025/ 5/ 7(水) 「清貧問題」の拡大と教皇批判(1)
第6回 2025/ 5/14(水) 「清貧問題」の拡大と教皇批判(2)
第7回 2025/ 5/21(水) オッカムと新しい教会論
第8回 2025/ 5/28(水) 学識ある人々と君主への奉仕
第9回 2025/ 6/ 4(水) フランス王国の変容:近代国家の出現
第10回 2025/ 6/11(水) 中世中期から初期ルネサンスの世界へ
【ご受講に際して】
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆講師は早稲田校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申し込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鈴木 喜晴 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1973年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、早稲田大学本庄高等学院講師(世界史)、早稲田大学講師(西欧中世史)。 |
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