学内講座コード:110312
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
アジア史とつながる中国全史
申し込み締切:
2025年04月03日 (木) 17:00
開催日時:
4月 4日(金)〜 6月13日(金)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・中国史を世界史・アジア史という広い文脈からみなおす。
【講義概要】
ユーラシア大陸の遊牧と農耕の境界で、交易と文明が発祥した。その東方・東アジアで早くから文明を発達させ、国家を形成したのが中国である。その後、気候変動を経て、独自の国家体制と社会構成を構築していった。14世紀と17世紀の世界史的な「危機」、そして19世紀以降の世界史的近代と切り結んで、現代の中国につながる国家を形成した。中国史はアジア史・世界史抜きではなりたたない。その古代から現在までを一望していきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 4(金) アジア史と中国―ユーラシアの地域構造と古代文明
第2回 2025/ 4/11(金) アジア史の転換―気候変動と中国史
第3回 2025/ 4/18(金) 中国史の展開―隋唐帝国とその解体
第4回 2025/ 4/25(金) 唐宋変革―アジア史の大転換
第5回 2025/ 5/ 9(金) モンゴル時代―アジア史の集大成
第6回 2025/ 5/16(金) アジア史から世界史へ―シルクロードとポスト・モンゴル
第7回 2025/ 5/23(金) アジア史から世界史へ―ポスト・モンゴルと大航海時代
第8回 2025/ 5/30(金) 明代の転換―ポストモンゴルの東アジア
第9回 2025/ 6/ 6(金) 海外貿易と対外危機―北虜南倭から明清交替へ
第10回 2025/ 6/13(金) 近代・現代―中国革命とは何か
【ご受講に際して】
◆本講座は、2024年度夏学期に開講した同講師の講座と内容が重複しますが、回数を増やして新たな知見を加えてお話しします。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『世界史とつなげて学ぶ中国全史』(東洋経済新報社)(ISBN:978-4492062128)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 岡本 隆司 |
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肩書き | 早稲田大学教授、京都府立大学名誉教授 |
プロフィール | 京都市生まれ。博士(文学、京都大学)。専門分野は東洋史学、近代アジア史。宮崎大学教育学部講師、同大学教育文化学部助教授、京都府立大学文学部教授を経て現職。中国を中心としたアジア史を西洋近代の関係から、政治外交・社会経済とひろい視野で解き明かす。主著に『近代中国と海関』(大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(サントリー学芸賞受賞)、『中国の誕生』(樫山純三賞、アジア太平洋賞受賞)、『世界史序説』、『中国史とつなげて学ぶ日本全史』、『「中国」の形成』、『明代とは何か』、『悪党たちの中華帝国』、『物語 江南の歴史』などがある。 |
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