学内講座コード:110303
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
英国紅茶芸術考 イギリスにおける「茶」のシンボリズム
申し込み締切:
2025年04月07日 (月) 17:00
開催日時:
4月 8日(火)〜 6月17日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
30,739円
定員:
30名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 26,730円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・イギリスの歴史文化を広く深く学ぶ。
・文学や絵画などイギリスの芸術はもちろん、政治および経済の分野においても看過できない「茶」の重要性を知る。
・喫茶という日常的かつ普遍的な営み、一杯の紅茶という身近な飲み物を通じて、イギリスの美の日常性を理解する。
【講義概要】
イギリスといえば「紅茶の国」。コーヒーとほぼ同時期の17世紀にイギリスにもたらされた「茶」が、やがてコーヒーを凌駕し国民的飲料となっていった理由の1つには「美」との不可分性があげられます。それこそはコーヒーの流行発信地であった「コーヒーハウス」に決定的に欠けていたものであり、イギリスが紅茶の国となっていった経緯は、茶を飲む人びとの尽きせぬ美への憧れ、様々なレベルにおける美の追求の歴史そのものです。本講座では文学・絵画等の芸術や種々の資料を通じてイギリス歴史文化における茶の存在意義を多角的に再認識するとともに、21世紀現在の紅茶文化を伝統の延長線上に存在する「日常の芸術」として再考していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 8(火) イントロダクション:お茶の歴史の「落とし穴」
第2回 2025/ 4/15(火) 海と船と茶のある風景(1)
第3回 2025/ 4/22(火) 海と船と茶のある風景(2)
第4回 2025/ 5/13(火) コーヒーと紅茶をわかつもの
第5回 2025/ 5/20(火) 紅茶をいろどる「美」のかたち(1)
第6回 2025/ 5/27(火) 紅茶をいろどる「美」のかたち(2)
第7回 2025/ 6/ 3(火) 紅茶をいろどる「美」のかたち(3)
第8回 2025/ 6/10(火) 紅茶をめぐる物語(1)
第9回 2025/ 6/17(火) 紅茶をめぐる物語(2)
【ご受講に際して】
◆3/7(金) 13:30より本講座の無料体験講座を早稲田校で実施します。
◆無料体験講座お申し込みはこちらから。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65480/
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 齊藤 貴子 |
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肩書き | 早稲田大学・上智大学大学院講師 |
プロフィール | 早稲田大学教育学部英語英文学科卒、同大学院教育学研究科博士課程修了後、助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化。主として詩と美術の相関を研究。『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP研究所)、『イギリス恋愛詞華集―この瞬間を永遠に―』(研究社)など著訳書多数。 |
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