学内講座コード:110262
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
「満洲」とは何だったのか 「思想」家の群像目線から見る
申し込み締切:
2025年03月31日 (月) 17:00
開催日時:
4月 1日(火)〜 6月17日(火)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・多様性を持った「満洲国」の特徴の把握を行う
・「満洲国」と関わりを持った文化人の「思想」的軌跡をたどる
・日「満」間の文化的連関の総体的把握に努める
【講義概要】
多様性を有する「満洲国」の政治・経済・文化の諸特徴を把握するために「満洲国」と関わり合いを持った文化人たちの「思想」の軌跡に焦点を当てた検討を行う。時代的には日露戦争期から始め1945年までの戦前期に焦点を当てて、検討を試みる。こうした作業を通じて戦前期の日「満」間の文化的連関の相対的把握を試みる。こうした関連性の戦後への思想的連鎖に関しても併せ検討を試みる。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 1(火) 視点の設定
第2回 2025/ 4/ 8(火) 日露戦争前夜の「満洲」をめぐる言論動向
第3回 2025/ 4/15(火) 「文装的武備」を掲げた後藤新平の「満洲」経営論
第4回 2025/ 4/22(火) 「満洲」朝鮮史の先達たちの調査活動
第5回 2025/ 5/13(火) 「満洲」の政治的動揺を敏感に感じ取った言論人たち
第6回 2025/ 5/20(火) 張作霖爆殺事件と与謝野鉄幹・晶子の「満洲」観
第7回 2025/ 5/27(火) 「満洲国」と矢内原忠雄之「満洲」観
第8回 2025/ 6/ 3(火) 「満洲移民」と加藤完治の「満洲」観
第9回 2025/ 6/10(火) 満洲工業化と石橋湛山の「満洲」観
第10回 2025/ 6/17(火) まとめ
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 小林 英夫 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1943年東京生まれ。東京都立大学法経学部卒業後、同大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・東京都立大学)。専門分野は、日本近現代史・東アジア史・産業史。著作に『日本の迷走はいつから始まったのか』(小学館),中嶋聖雄、高橋武秀・小林英夫『自動運転の現状と課題』(社会評論社)など。 |
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