学内講座コード:110222
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
吾妻鏡を読む
申し込み締切:
2025年03月31日 (月) 17:00
開催日時:
4月 1日(火)〜 6月17日(火)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・『吾妻鏡』を正確に読む。
・個々の記事を正しく解釈し、意味を理解する。
・鎌倉時代の政治史を考える。
【講義概要】
『吾妻鏡』は鎌倉時代史を研究するうえで重要な史料です。これを丁寧に読み進めながら、武家政権の政治と武士の暮らしを観察します。源頼朝の幕府創業以来、武家の政権が固まり安定するまで、権力の内部では多くの政変や陰謀事件が起こりました。政変・陰謀にまつわる鎌倉中の合戦や騒動は、『吾妻鏡』に生々しく記録され、それらの歴史的意味をいまに伝えています。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 1(火) 和田合戦の総括
第2回 2025/ 4/ 8(火) 合戦の余震
第3回 2025/ 4/15(火) 不安のなかの「平和」
第4回 2025/ 4/22(火) 鎌倉武士の実朝批判
第5回 2025/ 5/13(火) 将軍家の日常
第6回 2025/ 5/20(火) 将軍家と仏教勢力
第7回 2025/ 5/27(火) 幕府の交通政策
第8回 2025/ 6/ 3(火) 京都の思惑、実朝の姿勢
第9回 2025/ 6/10(火) 陳和卿、鎌倉に来訪
第10回 2025/ 6/17(火) 公暁、鶴岡八幡宮寺の別当となる
【ご受講に際して】
◆パソコン・ボイスレコーダーの持ち込みはご遠慮ください。
◆講義の進捗に多少の遅速が生じることがあり、各回の講義内容が変わることがあります。
◆2024年度秋学期の同名講座の続きですが、新規受講の方も大歓迎です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 新井 孝重 |
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肩書き | 獨協大学名誉教授 |
プロフィール | 1950年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本中世史。著書に『中世悪党の研究』(吉川弘文館)、『東大寺領黒田荘の研究』(校倉書房)、『黒田悪党たちの中世史』(NHK出版)、『日本中世合戦史の研究』(東京堂出版)など。 |
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