学内講座コード:110205
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本の現代 「敗戦」から「60年安保闘争」まで
申し込み締切:
2025年03月31日 (月) 17:00
開催日時:
4月 1日(火)〜 6月24日(火)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))※2025年3月末日まで入会金無料キャンペーン実施中
補足:
-
【目標】
・日本現代史の流れを論理的・構造的に理解する。
・1945(昭和20)年の「敗戦」から、「戦後復興」を経て1960(昭和35)年の「安保闘争」までの歴史を理解する。
・〈今〉と向き合うために必要な問題意識を培う。
【講義概要】
「敗戦」から「60年安保闘争」までを対象とします。政治史にかぎらず思想や文化、人々の暮らしなどにも重点を置きながら戦後15年間を論じます。また、ジェンダーの視点や沖縄・在日朝鮮人・被差別部落などマイノリティの視点からもとらえ返すように努めてゆきたいと思います。今期は必要に応じて史料などをできるだけ数多く紹介し、具体的に示したいと考えています。基本事項はふまえつつも、昨年度から内容を更新して、あらたな切りで講義をつくってゆきたいと思いますので、再受講の方も歓迎いたします。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 4/ 1(火) 「帝国」の崩壊と人流
第2回 2025/ 4/ 8(火) 占領の開始と民主化政策の進展
第3回 2025/ 4/15(火) 東京裁判と戦争責任の追及
第4回 2025/ 4/22(火) 占領政策の転換
第5回 2025/ 5/13(火) 「近代」の希求―戦後初期の思想と文化
第6回 2025/ 5/20(火) 復興から独立へ
第7回 2025/ 5/27(火) 反基地闘争と原水禁運動/立ち上がる人びと
第8回 2025/ 6/10(火) 大衆社会時代の幕開け
第9回 2025/ 6/17(火) 55年体制の成立と日米安保体制
第10回 2025/ 6/24(火) 安保闘争と知識人
【ご受講に際して】
◆本講座は「日本史基礎講座」シリーズの現代通史の前半にあたり、2024年度秋学期「日本の現代」を続編とするものです。
【備考】
※講師都合により6/3は休講となります。補講は6/24に行います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 黒川 みどり |
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肩書き | 静岡大学名誉教授 |
プロフィール | 博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本近現代史・思想史・部落史。主著に『共同性の復権―大山郁夫研究』(信山社)、『評伝 竹内好』(共著、有志舎)、『評伝 丸山眞男』(有志舎)、『描かれた被差別部落―映画のなかの自画像と他者像』(岩波書店)、『被差別部落認識の歴史』(岩波現代文庫)、『差別の日本近現代史』(共著、岩波現代全書)、『増補 近代部落史』平凡社ライブラリー)、『被差別部落に生まれて―石川一雄が語る狭山事件』(岩波書店)、『評伝 丸山眞男 その思想と生涯』(有志舎)など。これまでに早稲田大学・立教大学(現在)、東京大学、千葉大学等講師を務める。高校日本史教科書(実教出版)執筆。 |
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