学内講座コード:
この講座について質問する主催:
同志社大学 [ 同志社大学 東京サテライト・キャンパス (東京都) ]
講座名:
京都人の視点で読む『源氏物語』」 「若紫の巻」
申し込み締切:
2025年09月18日 (木) 00:00
開催日時:
2025年4月17日(木)、 5月8日(木)、 6月19日(木)、 7月17日(木)、 8月21日(木) 、9月18日(木)/13:00 ~ 14:30
入学金:
-
受講料:
18,000円
定員:
52名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
光る君は数え3歳で母を亡くして以来、母に生き写しの藤壺にあこがれていました。しかし藤壺は彼にとって、義理の母にあたります。そこで藤壺によく似た、姪にあたる若紫をたまたま垣間見て、引き取りたいと思うようになりました。とはいえ当時、親戚でもない子供を養女にする習慣はありません。
母親に先立たれた若紫は、母方の祖母に育てられていました。その祖母も亡くなり、孤児になった若紫を実父は迎え取ろうとします。光源氏はどのような手段を用いて、自分の希望をかなえたのでしょうか。また、どのようにして若紫をなつかせたのでしょうか。当時でもあり得ない二人の関係を追っていきましょう。
名前 | 岩坪 健 |
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肩書き | 同志社大学文学部 教授 |
プロフィール | 文学博士。1957年京都市生まれ。1981年京都大学文学部国語学国文学科卒。1989年 大阪大学大学院文学研究博士後期課程単位取得退学。1991年「源氏物語古注釈の研究-中世源氏学の流れ-」で文学博士。同志社大学宮廷文化研究センター長。 受賞歴:1989年「源氏物語の二段階伝授について-河内方と四辻善成・一条兼良をめぐって」で第16回日本古典文学会賞受賞。2014年『源氏物語の享受 注釈・梗概・絵画・華道』で第15回紫式部学術賞を受賞。 著書:『光源氏とティータイム』(新典社/2008)、『ウラ日本文学-古典文学の舞台裏-』(新典社/2011)、『錦絵で楽しむ源氏絵物語』編著(和泉書院/2012)」、『源氏物語といけばな―源氏流いけばなの軌跡』(平凡社/2019)、『角田さんと読むビジュアル源氏物語』(「作家さんと日本の古典を読んでみた!」シリーズ第2巻、ポプラ社/2024年4月1日発売)など多数。 |
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