学内講座コード:C304
この講座について質問する主催:
上智大学 [ 上智大学 四谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
【対面】 感情を歴史する ―感情史研究の現代的意義と可能性―(上智地球市民講座)
申し込み締切:
2025年04月24日 (木) 00:00
開催日時:
①5/8(木)18:30~20:00
②5/22(木)18:30~20:00
③6/5(木)18:30~20:00
④6/19(木)18:30~20:00
上智大学四谷キャンパスで開講
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
35名
講座回数:
4回
講座区分:
数回もの
その他:
受講料は申込区分により異なる / 『2講座同時申込割引パック』(通常料金から2,000円引き)あり
補足:
-
【2025年度 春学期 講座案内】
現代社会においては「感情」が大きな役割を果たしています。政治への「怒り」の感情が選挙の際に力になったり、エンパシー(共感力)や心の知能指数(EQ, emotional quotient)の育成が重要だ、と言われたりすることのなかにも「感情」の意義は見て取れるでしょう。現代の歴史学においても「感情」は関心を集めており、例えばジェンダーにフォーカスする歴史研究がジェンダー史と呼ばれるのと同様、「感情史」と呼ばれるアプローチが注目されています。
本講義では、感情の歴史性を学び、感情史が登場した歴史的背景をひもときながらその現代的な意義を明らかにする一方で、感情史とはどのようなものでありうるのか、そこにいかなる可能性(限界も含む)が見出せるのかといった問いを、具体的な事例をもとに受講者とともに考えます。
〈関連キーワード〉
「歴史学」「西洋史」「感情史」「ジェンダー史」「ドイツ史」
〈講座をおすすめしたい方〉
①歴史学の新しいアプローチに興味がある方
②感情史について話を聞いてみたい方
③人間の感情に歴史的に向き合いたい方
〈受講することで学べること・得られること〉
①歴史学の新しい動向について理解できる
②感情史について知識を得られる
③感情の歴史性について考えることが出来るようになる
〈参考図書〉
『感情史の始まり』ヤン・プランパー著(森田直子監訳)(みすず書房、2020年)
『感情史とは何か』バーバラ・ローゼンワイン、リッカルド・クリスティアーニ著(伊東剛史、森田直子、小田原琳、舘葉月訳)(岩波書店、2021年)
開講講座の詳細、申込区分ごとの受講料、受講規約等については、主催校(上智地球市民講座)の申込サイトにてご確認ください。
※ 『講座を申し込む』 ボタンを押下後、上智地球市民講座申込サイトへ遷移いたします。
名前 | 森田 直子 |
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肩書き | 文学部 史学科 准教授 |
プロフィール | ■所属 上智大学 文学部 史学科 准教授 ■学位 Doktorgrad der Philosophie(2006年6月 ビーレフェルト大学大学院) 修士(文学)(1997年3月 東京大学大学院) 学士(文学)(1994年3月 東京大学) |
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