学内講座コード:C204
この講座について質問する主催:
上智大学 [ 上智大学 四谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
【対面】社会の役に立たない基礎科学は本当に必要か?(上智地球市民講座)
申し込み締切:
2025年05月05日 (月) 00:00
開催日時:
①5/19(月)18:30~20:00
②6/2(月)18:30~20:00
③6/16(月)18:30~20:00
④6/30(月)18:30~20:00
上智大学四谷キャンパスで開講
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
40名
講座回数:
4回
講座区分:
数回もの
その他:
受講料は申込区分により異なる / 『2講座同時申込割引パック』(通常料金から2,000円引き)あり
補足:
-
【2025年度 春学期 講座案内】
「今年のノーベル賞、日本人は受賞せず。」 このニュースの見出し、何か違和感がありませんか?ノーベル賞に値する基礎科学の成果は人類共通の財産であり、誰が受賞したかではなくその内容と意義が報じられるべきです。一方、近年の基礎科学の中には膨大な予算や時間を必要とするビッグサイエンスもあります。貧困、経済、地球温暖化、教育格差といった喫緊の社会問題もある中で、限られた国家予算を湯水のごとく研究に使うわけにもいきません。
そこで、高校生から社会人まで様々な世代が集まる地球市民講座で、様々な視点から「基礎科学は必要か?」というお題で語り合ってみませんか?ディベートといっても心配する必要はありません。自分の意見に関わらず賛成派、反対派に分かれて、互いの意見を尊重しながら議論を盛り上げていきます。この講座を通して基礎科学がもたらす未来とその現代社会における位置付けについて理解を深めていきましょう。
〈関連キーワード〉
「基礎科学」「ディベート」「社会問題」「相対論」「量子論」
〈講座をおすすめしたい方〉
① 物理学を中心とした基礎科学に興味がある方
② 現代社会における基礎科学の位置付けに興味がある方
③ 基礎科学に対する様々な価値観を身につけたい方
〈受講することで学べること・得られること〉
① 基礎科学がもたらす未来についての考え方
② 社会問題に関するディベートの経験
③ スマートフォンなどの現代の最先端技術の根底にある基礎科学の理解
〈参考図書〉
「『役に立たない』科学が役に立つ」エイブラハム・フレクスナー×ロベルト・ダイクラーフ 初田哲男監訳(東京大学出版会)
名前 | 平野 哲文 |
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肩書き | 理工学部 機能創造理工学科 教授 |
プロフィール | ■所属 上智大学 理工学部機能創造理工学科 教授 ■学位 博士(理学)(2001年3月 早稲田大学) ■研究 高エネルギー原子核衝突反応・クォーク・グルーオン・プラズマ・相対論的流体力学 「2024年世界で最も影響力のある研究者トップ2%」に選出(career-long(生涯)の区分) |
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