学内講座コード:C103
この講座について質問する主催:
上智大学 [ 上智大学 四谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
【対面】 入門・ラテンアメリカの経済と社会 ―貧困・格差問題を通じて考える世の中の仕組み―(上智地球市民講座)
申し込み締切:
2025年05月01日 (木) 00:00
開催日時:
①5/15(木)18:30~20:00
②5/29(木)18:30~20:00
③6/12(木)18:30~20:00
④6/26(木)18:30~20:00
上智大学四谷キャンパスで開講
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
35名
講座回数:
4回
講座区分:
数回もの
その他:
受講料は申込区分により異なる / 『2講座同時申込割引パック』(通常料金から2,000円引き)あり
補足:
-
【2025年度 春学期 講座案内】
皆さんはラテンアメリカ(中南米)と聞いて、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。文字通り「地球の裏側」ですし、日本では報道されることもあまり多くない、「遠くて遠い」世界です。しかし、ちょっと覗いてみるだけでも、ラテンアメリカには、自然、歴史、文化等々、大きな「豊かさ」が息づいているのを見てとることができます。
今、「豊かさ」とカギ括弧つきで表現しましたが、ラテンアメリカは同時に「貧困・格差」の問題が古くから深刻な地域としても知られています。
この講座では、ラテンアメリカの経済と社会について、その「豊かさ」を垣間見ていただくとともに、日本も含む全世界で大きな問題になりつつあると言われる「貧困や格差」について、その何が問題なのかを、この地域の歴史と現在を素材に考えてみたいと思います。講座は、講師が一方的に知識を「教える」のではなく、参考図書に目を通してきていただいた上で、可能な限りインタラクティブ(講師と受講される皆さんの間だけでなく、受講される皆さん相互間でも)な形で進めていければと思っています。
〈関連キーワード〉
「『豊かさ』と『貧しさ』」「『貧困』と『不平等』」「『所得』と『富』」「『機会の平等』と「『結果の平等』」「『現在の平等』と『未来の平等』」
〈講座をおすすめしたい方〉
①学校の社会科の授業では物足りないと思っている高校生
②今まであまり知る機会がなかったラテンアメリカを覗いてみたいと思っている大学生
③ご自身の生活・人生(どちらも“life”です!)について振り返ってみたいとお考えの一般の方
〈受講することで学べること・得られること〉
①ラテンアメリカ地域に関する基本的な知識が身につきます
②貧困・格差問題に関し、ともに考えることで基本的な知識を実践的に学べます
③自身の生活や身の回りで起こることに敏感になることができます
〈参考図書〉
『不平等のコスト:ラテンアメリカから世界への教訓と警告』ディエゴ・サンチェス=アンコチェア(谷 洋之・内山直子訳)(東京外国語大学出版会、2025年)
『ラテンアメリカ経済入門』清水達也編(JETROアジア経済研究所、2024年)(同研究所ウェブサイトから無料でダウンロードできます)
開講講座の詳細、申込区分ごとの受講料、受講規約等については、主催校(上智地球市民講座)の申込サイトにてご確認ください。
※ 『講座を申し込む』 ボタンを押下後、上智地球市民講座申込サイトへ遷移いたします。
名前 | 谷 洋之 |
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肩書き | 外国語学部 イスパニア語学科 教授 |
プロフィール | 所属 上智大学 外国語学部イスパニア語学科 教授 ■学位 文学士(上智大学) 国際学修士(上智大学) ■研究 貿易・経済政策・経済史・ラテンアメリカ・メキシコ革命・メキシコ・非伝統的輸出産品・農地改革・南北問題・経済政策・経済発展 |
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