学内講座コード:
この講座について質問する主催:
國學院大學エクステンションセンター [ 國學院大學 渋谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
『論語』を読む―朱熹の注釈・日本人の解釈―
申し込み締切:
開催日時:
【第1回】4月22日
【第2回】5月20日
【第3回】6月3日
【第4回】6月17日
【第5回】7月1日
【第6回】9月30日
【第7回】10月14日
【第8回】10月28日
【第9回】11月18日
【第10回】12月2日
火曜日 10:30~12:00
入学金:
5,000円
受講料:
22,000円
定員:
講座回数:
10回
講座区分:
通年
その他:
新規お申込みの方のみ、ご入会時に入会金がかかります。 入会金・講座受講料は、会員区分によって異なります。 詳細は、令和7年度オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
補足:
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「吾十有五にして学に志」し、「三十にして立」ち、「四十にして惑」わなかったと、孔子は自身の人生を振りかえります。「志学・而立・不惑・知命・耳順・従心」と続くその生涯は波乱に満ち、その一方で興味深いエピソードと明言に彩られています。
江戸時代の庶民は、『論語』の章句を声に出して素読しつつ、孔子自体を知りたいという関心も深めました。その好例が、『孔子事蹟図解』です。これは、絵図とともに孔子の生涯をたどり、史実よりも物語として楽しめる構成になっています。
昨年からこの本を採り上げ、巻上・中と読み進みましたので、今年は下巻に入ります。いわゆる江戸時代の「くずし字」ですので、それを現代の文字に直す「翻字」する楽しみもあります。おそらく現在日本で本書を読解しているのは、本講座だけかと思われます。
そこで、受講の皆さんと共に、江戸の日本人がイメージしてきた孔子を理解し、標準的解釈として東アジアに広がった朱子の『論語集注』を読み、今の我々が「考えるヒント」をつかんで行ければと考えています。
本書の話題は、ほぼ『論語』に依拠しますので、『論語』を適宜参照しながら、講座テーマ「『論語』をよむ」にも対応して行きます。
【テキスト】
『孔子事蹟図解』 コピー配布
参考URL https://www2.dhii.jp/nijl_opendata/NIJL0126/049-0009/1
【参考書】
『論語 朱熹の本文訳と別解』 石本道明・青木洋司著 明徳出版社 1,900円(本体価格)
名前 | 石本 道明 |
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肩書き | 國學院大學教授 |
プロフィール | 【専門分野】 中国古典文学 |
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