学内講座コード:
この講座について質問する主催:
國學院大學エクステンションセンター [ 國學院大學 渋谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
神道を知る講座20―神話と祭祀の本源を求めて・最終章―
申し込み締切:
2025年03月20日 (木) 00:00
開催日時:
4月16日
4月30日
5月14日
5月28日
6月18日
7月2日
10月1日
10月15日
11月12日
11月26日
水曜日 10:30~12:00
入学金:
5,000円
受講料:
22,000円
定員:
200名
講座回数:
10回
講座区分:
通年
その他:
新規お申込みの方のみ、ご入会時に入会金がかかります。 入会金・講座受講料は区分によって異なります。 詳細は、令和7年度國學院大學オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
補足:
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神道を言葉化することは難しいといわれますが、学問による見解によって、神道信仰を深め、次世代に伝えていきたいと念じております。國學院に受け継がれてきた「國學院神道」の学問は、戦前・戦後の教授・研究者によって、学問と自身の信仰とが一体となって構築されてきました。柳田國男は昭和26年(1951)、77歳で國學院の専任教授(大学院)に就任し、10年間にわたり、神道講座を担当し、80歳の時『海上の道』を刊行しました。こうした先人の先生方の思いを受け継ぎ、私も学問と信仰と人生とを完結できる、この講座に生き甲斐を感じながら、最終章の講義をすすめていきます。
21世紀の四半世紀が終わろうとしている今、自然災害・人為的諸事象などの困難を生き抜くためには、神道信仰における「心を守る道」を模索していくほかありません。これまで、古代祭祀諭(『古代天皇と神祇の祭祀体系』)と中世神道諭(『中世神道と神社の信仰関係』)とを主軸に、現代神道に至る経緯を考察してきました。その最終章として「神話と祭祀の本源を求めて」、人と自然と共同体を結ぶ祭祀のネットワークを通して、人生を完結できる神道における生きる糧を明らかにしていきます。柳田学と折口学の「海上の道」にはじまり、河川の道、陸上の道へとつながる古代・中世の神々の信仰分布、神話の構成と歴史の始原へ向かっていき、最後には出雲神話の愛の神と幽世大伸の世界へご招待し、古代人が求めつづけてきた神々とは何かを読み解いていきます。最終章になりますので、奮ってご参加ください。
【テキスト】資料を配布します
【参考書】『事典 神社の歴史と祭り』 岡田莊司・笹生衛 編 吉川弘文館 3,800円(本体価格) 2013年
名前 | 岡田 莊司 |
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肩書き | 國學院大學名誉教授・博士(歴史学)、研究開発推進機構客員教授 |
プロフィール | 【専門分野】 古代中世神道史・祭祀史 |
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