学内講座コード:0601106
この講座について質問する主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
日本史の動乱と政変 第三弾 - 有為転変の戦国の世 -
申し込み締切:
2025年03月20日 (木) 12:00
開催日時:
2025年2月7日(金)~2025年3月21日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
10,000円
定員:
40名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
こちらは、日本史の動乱と政変 第三弾 - 有為転変の戦国の世 - 全5回のお申込みのページです。
これまで2回にわたり、古代から現代に至るまでの、日本史上の動乱と政変について講義を行ってきました。この度はその第三弾として、戦国時代を中心としたカリキュラムを組んでみました。
戦国時代の研究は日進月歩で進化しています。そうした最新の研究成果を紹介しつつ、政権に携わった人々の動向や政争、政治情勢から明らかになる実像を総合的に浮き彫りにします。
【プロデュース】
本学教授/漆原 徹
静岡市文化財保護審議会委員・2023年大河ドラマ「どうする家康」(NHK)古文書考証/大石 泰史
(各回の個別のお申込みは、各回の講座名をクリック)
0601106a 関東公方と享徳の乱
講師:聖学院大学教授/阿部 能久
日時:2/7(金)13:00~14:30
概要:享徳3年(1454)に勃発し、その後30年近く続く大乱となった享徳の乱。その中心にあった関東公方足利成氏の動向を追いながら、当該期東国の政治状況についてみていきます。
0601106b 文正の政変と応仁・文明の乱
講師:お茶の水女子大学准教授/大薮 海
日時::2/21(金)13:00~14:30
概要:応仁・文明の乱(応仁の乱)は、日本史上最も有名な戦乱の一つです。その乱勃発直前に起きた文正の政変とあわせて、その原因について最新の研究成果を基にお話しします。
0601106c 明応の政変① ― 足利将軍の交替から戦国の世へ ―
講師:大正大学准教授/木下 昌規
日時::2/28(金)13:00~14:30
概要:明応の政変で将軍職を追われた第10代将軍足利義材(義稙)。なぜ彼が将軍職を追われることとなったのか、その要因とその後の室町幕府への影響をみていきます。
0601106d 明応の政変② ― 伊勢宗瑞の伊豆堀越公方追放と東国の戦国 ―
講師:静岡市文化財保護審議会委員・2023年大河ドラマ「どうする家康」(NHK)古文書考証/大石 泰史
日時::3/14(金)13:00~14:30
概要:伊勢宗瑞の堀越公方襲撃は明応の政変に呼応していたことが通説になってきました。政変時の京都や関東の情勢を示しながら、宗瑞を中心とした関東の戦国について解説します。
0601106e 室町幕府の滅亡 ― 永禄の政変と信長による義昭追放 ―
講師:歴史作家・本学政治経済研究所客員研究員/桐野 作人
日時::3/21(金)13:00~14:30
概要:永禄の政変とは、永禄8年(1565)、13代将軍足利義輝が洛中二条御所を襲撃されて落命した大事件。信長は室町幕府の再興を念願し、義輝弟の義昭を擁して上洛を果たすも、数年後、義昭と対立し、ついに追放します。足利将軍家2代と信長の関係を考えます。
【講座スケジュール】
第1回 2025年02月07日(金) 関東公方と享徳の乱
第2回 2025年02月21日(金) 文正の政変と応仁・文明の乱
第3回 2025年02月28日(金) 明応の政変① ― 足利将軍の交替から戦国の世へ ―
第4回 2025年03月14日(金) 明応の政変② ― 伊勢宗瑞の伊豆堀越公方追放と東国の戦国 ―
第5回 2025年03月21日(金) 室町幕府の滅亡 ― 永禄の政変と信長による義昭追放 ―
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 阿部能久 |
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肩書き | 聖学院大学教授 |
プロフィール | 慶應義塾大学文学部卒業。慶應義塾大学大学院修士課程文学研究科修了。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学)。筑波大学大学院助手、大田原市那須与一伝承館学芸員、鎌倉国宝館学芸員等を経て、現職。 主要著書:『戦国期関東公方の研究』(思文閣出版、2006年)、『那須与一伝承の誕生―歴史と伝説をめぐる相剋―』(共著、ミネルヴァ書房、2012年)、『関東戦国全史 関東から始まった戦国150年戦争』(共著、洋泉社、2018年)など。 |
名前 | 大薮海 |
肩書き | お茶の水女子大学准教授 |
プロフィール | 1982年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻(日本史学)後期博士課程単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。慶應義塾大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員(PD)、首都大学東京助教、お茶の水女子大学助教などを経て、現在、お茶の水女子大学准教授。著書に『室町幕府と地域権力』(吉川弘文館、2013年)、『応仁・文明の乱と明応の政変』(吉川弘文館、2021年)、編著に『伊勢北畠氏』(戎光祥出版、2024年)、論文に「中世後期の地域支配―幕府・守護・知行主―」(『歴史学研究』第911号、2013年)等がある。 |
名前 | 木下昌規 |
肩書き | 大正大学准教授 |
プロフィール | 2006年3月 大正大学大学院文学研究科日本史専攻満期単位取得退学 2008年3月 博士(文学) 2008年4月 大正大学綜合仏教研究所研究員 2011年4月 大正大学文学部非常勤講師 2016年4月 大正大学文学部歴史学科専任講師 2020年4月 大正大学文学部歴史学科准教授(現職) 2024年4月 国際日本文化研究所共同研究員(~2025年3月予定) |
名前 | 大石泰史 |
肩書き | 静岡市文化財保護審議会委員・2023年大河ドラマ「どうする家康」(NHK)古文書考証 |
プロフィール | 1965年生まれ。東洋大学文学部卒。東洋大学大学院修士課程修了。 現在、博物館展示プランニングを提案する大石プランニング主宰。 今川氏の家臣や当主の古文書の性格を解明するために、1988年から論文執筆を始める。近年、単著として ・『井伊氏サバイバル五〇〇年』(星海社新書 2016) ・『今川氏滅亡』(角川選書 2018) ・『城の政治戦略』(角川選書 2020) 編著書には ・『全国国衆ガイド 戦国の〝地元の殿様〟たち』(星海社新書 2015) ・『今川氏年表』(高志書院 2017) ・『シリーズ・中世関東武士の研究 第27巻 今川義元』(戎光祥出版 2019) ・『東海道中世史研究2 領主層の共生と競合』(岡野友彦共編 高志書院 2024)がある。 |
名前 | 桐野 作人 |
肩書き | 歴史作家・本学政治経済研究所客員研究員 |
プロフィール | 歴史関係の出版社編集長から独立。主な著書に『織田信長―戦国最強の軍事カリスマ―』『本能寺の変の首謀者はだれか』『明智光秀と斎藤利三』『増補改訂 猫の日本史』『さつま人国誌』戦国・近世編1~3、『龍馬暗殺』で第29回高知出版学術賞特別賞を受賞。 |
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