学内講座コード:0601118
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
『源氏物語』少女巻を読む―夕霧の恋と六条院完成―
申し込み締切:
2025年03月11日 (火) 12:00
開催日時:
2025年1月8日(水)~2025年3月12日(水)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
12,500円
定員:
40名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
この講義では『源氏物語』少女巻を取り上げ、光源氏の息子の夕霧の少年時代について、また光源氏の邸宅である六条院の特色について学びます。
少女巻では、権勢家として順調に歩んでいる光源氏の姿が描かれますが、一方で光源氏の息子の夕霧に焦点が当てられています。夕霧は光源氏の教育方針にしたがって、本人の意志に反して、大学寮で学ぶことになります。光源氏の息子に対する教育方針はどのようなものだったのでしょうか。また、夕霧といとこの雲居雁との幼い恋も描かれますが、この恋は果たして実るのでしょうか。
一方、少女巻の最後では三十五歳の光源氏が六条院という大邸宅を完成させます。この邸宅にはどのような特色があったのか考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2025年01月08日(水) 夕霧の元服と光源氏の教育方針
第2回 2025年01月22日(水) 夕霧、大学寮に入学
第3回 2025年02月05日(水) 夕霧と雲居雁の幼い恋
第4回 2025年02月26日(水) 内大臣、夕霧と雲居雁の仲を引き裂く
第5回 2025年03月12日(水) 六条院完成
【教材】
【必携テキスト】
『源氏物語(三) 澪標―少女』岩波文庫 柳井滋、室伏信助ほか 2018年 1,452円(税込)
※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉野 瑞恵 |
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肩書き | 駿河台大学名誉教授、成蹊大学客員教授、中央大学ほか兼任講師。博士(東京大学) |
プロフィール | 東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。 著書に『王朝文学の生成―『源氏物語』の発想・「日記文学」の形態』笠間書院・2011年。共著に、『『源氏物語』と日本文学史』(成蹊大学人文叢書18)風間書房・2021年、『三十六歌仙集(二)』(和歌文学大系52巻)、明治書院・2012年、など。論文に、「『狭衣物語』異本系本文の論理―道成の造型を中心として―」『中央大学文学部紀要』第123号・2019年3月、「女性が書くとき―日記文学研究の現況と課題―」『国語と国文学』第95巻第5号・2018年5月、など。 |
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