学内講座コード:0607068
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 WEB講座 (オンライン) ]
講座名:
【Web視聴】『源氏物語』明石の君の物語を読む 2024年度夏講座収録動画
申し込み締切:
2025年03月09日 (日) 23:30
開催日時:
2025年1月8日(水)~2025年3月25日(火)/7.5時間(30分×15回)
入学金:
-
受講料:
9,000円
定員:
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
『源氏物語』の光源氏を取り巻く女性のうち、ただ一人光源氏の娘を産んだのが明石の君でした。
彼女は中流貴族の出身でありながら、光源氏と結ばれて光源氏の邸宅である六条院に迎えられることになります。当時は中流貴族と上流貴族には大きな差があり、彼女はみずからが中流貴族であるという「身の程」の意識に苦しみます。しかし賢く身を処して、六条院で居場所を確保し、娘の明石の姫君は東宮のもとに入内し、やがて天皇の后となり、明石の君の子孫は繁栄していくことになります。
その背後には、明石の君の父親である明石入道の長年の宿願がありました。
この講義では、当時の身分意識や夢に関する信仰などにも着目しながら「明石巻」を読み進め、明石の君の生き方に焦点をあててみたいと思います。
この講座は、2024年度夏・対面講座の 0601047 『源氏物語』明石の君の物語を読む を、より多くの方にご受講いただけるよう、Web視聴講座として編集し配信するものです。
三鷹サテライト教室での対面講座の臨場感とともに講義をご視聴いただけます。
※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。
【講座スケジュール】
第1回 2025年01月08日(水) 光源氏の須磨流離
第2回 2025年01月08日(水) 光源氏、明石に移る(桐壺院の霊の出現)
第3回 2025年01月08日(水) 明石入道の願い(夢を信じるということ)
第4回 2025年01月08日(水) 明石の君と結ばれる(結婚の当初の形態の意味)
第5回 2025年01月08日(水) 明石の君懐妊、明石の君との別れ
【教材】
【必携テキスト】(各自で、お求めください)
『源氏物語語(二) 紅葉賀―明石』岩波文庫 柳井滋・室伏信助等 2017年 1,562円(税込)
※「明石」巻全文が収録してあるテキスト(小学館新編日本古典文学全集、岩波新日本古典文学大系、新潮日本古典集成)なども可。
講座資料(レジュメ)は、メールまたはWeb配信いたしますが、紙資料として郵送をご希望の方は、講座お申込み時に合わせてお申込みください。実費相当分(90分あたり200円)の追加有料となります。
講座資料(レジュメ)のみでのお申込みは、ご遠慮ください。
※紙資料郵送ご希望の方は、詳細ページよりお申込みください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉野 瑞恵 |
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肩書き | 駿河台大学名誉教授、成蹊大学客員教授、中央大学ほか兼任講師。博士(東京大学) |
プロフィール | 東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。 著書に『王朝文学の生成―『源氏物語』の発想・「日記文学」の形態』笠間書院・2011年。共著に、『『源氏物語』と日本文学史』(成蹊大学人文叢書18)風間書房・2021年、『三十六歌仙集(二)』(和歌文学大系52巻)、明治書院・2012年、など。論文に、「『狭衣物語』異本系本文の論理―道成の造型を中心として―」『中央大学文学部紀要』第123号・2019年3月、「女性が書くとき―日記文学研究の現況と課題―」『国語と国文学』第95巻第5号・2018年5月、など。 |
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