学内講座コード:2441T013
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 その他 ]
講座名:
農業視点でめぐる飛鳥山公園(王子周辺)
申し込み締切:
2025年03月01日 (土) 23:30
開催日時:
2025年3月11日(火)/11:00~12:30
入学金:
3,000円
受講料:
3,000円
定員:
15名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
飛鳥山公園周辺はかつて、江戸市中に住む庶民にとって憩いの場所でした。今の時代に当てはめますと、私たちにとっての高尾山に近い感覚なのかもしれません。飛鳥山を気に入ったのは日本人だけではありませんでした。江戸を訪れた外国人も皆、石神井川が流れる田園風景を好んだと伝えられています。
普通の郊外エリアであった飛鳥山を多くの人が集まる場所に変えたのは、8代将軍徳川吉宗でした。
また、飛鳥山公園や王子駅の西側は滝野川と呼ばれる地域でした。水はけよく豊かな土壌に恵まれた滝野川は野菜の栽培が盛んで、「滝野川ごぼう」など江戸特産の品種が生まれました。旧中山道沿いにはこれらのタネを扱う業者のお店が立ち並んでいたほどです。
時は明治12年、飛鳥山公園の南東側に、ある人が別荘を構えました。その人は明治34年にそこを本邸と定めて死ぬまで過ごしました。その人こそ、新1万円札の顔になった渋沢栄一です。
飛鳥山公園を中心に、農業・園芸視点で王子周辺を散策し、徳川吉宗、船津伝次平、矢部規矩治、渋沢栄一らの活躍に思いを巡らしてみましょう。
講座前後に王子神社参詣、解散後に渋沢資料館、北区飛鳥山博物館、紙の博物館、旧古河庭園などを見学されるとより楽しめると思います。
【講座スケジュール】
第1回 2025年03月11日(火)
【予定コース】
※JR王子駅北⼝集合
音無親⽔公園→旧醸造試験所→⾶⿃⼭公園→旧渋沢庭園→渋沢資料館前
渋沢資料館にて解散予定
雨天時予備日:3月12日(水)
※王子駅周辺を散策する講座です。歩きやすい服装、靴でご参加ください。
※集合場所等詳細については、受講のご案内に記載いたします。
※悪天候のため「雨天時予備日」に延期する場合、前日または当日朝に電話等にてご連絡します。
雨天時予備日 3月12日(水)
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 竹下大学 |
---|---|
肩書き | 育種家・品種ナビゲーター、技術士(農業部門) |
プロフィール | 技術士(農業部門)。 千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社。新規事業としてゼロから育種プログラムを立ち上げ、プロジェクト中止の決定を乗り越えて同社アグリバイオ事業随一の高収益ビジネスモデルを確立。2004年には、All-America Selectionsが北米の園芸産業発展に貢献した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に、ただひとり選ばれた。 独立後は、農作物・食文化・イノベーション・人材育成・健康の切り口から、様々な情報発信やコンサルティング等を行っている。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.