学内講座コード:2441F004
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
現代史と向き合うテレビ 2
申し込み締切:
2025年01月27日 (月) 23:30
開催日時:
2025年2月6日(木)~2025年2月27日(木)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
1953年に誕生したテレビメデイアは70歳を超えました。昭和の時代、テレビは常にお茶の間の真ん中にあり、家族団らんの中心的な存在でした。当初は、ドラマやプロレスなどの娯楽がほとんどでしたが、やがて重大な事件や事故のニュースを伝えるようになります。テレビは「速報性」の機能を果たし、次々と「現代史」を伝えて行きます。本講座では、昨年に引き続き、テレビ報道は何を伝えてきたのか、新たなテーマで解説します。また、最終回では、なぜ最近テレビを観る時間が減ったのか、「コネクテッドテレビ」の出現と「ネット配信」の台頭で激変する映像メディアの現状について分析します。
【講座スケジュール】
第1回 2025年02月06日(木) テレビが伝えた激動の1989年
昭和から平成に元号が変わったこの年、初めて消費税3%が導入されました。世の中はバブル景気に沸き、東証平均株価は3万8915円の史上最高値を記録、世界では、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終結するなど歴史的転換点の年になりました。今に続く原点ともなった激動の1989年を検証します。
第2回 2025年02月13日(木) アメリカとテレビ
「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」、終戦から80年の今も、その構図は変わりません。“日米同盟”という言葉も、昭和の時代では慎重に扱われてきましたが、今やごく当たり前のように使われています。株価もアメリカの景気で乱高下しています。テレビは、日米関係をどう伝えてきたのか検証します。
第3回 2025年02月20日(木) 金賢姫が証言する“北朝鮮の闇”と“日本人拉致”
当講師がノンフィクション作家になるきっかけとなった金賢姫元北朝鮮工作員へのロングインタビュー。1987年、大韓航空機が爆破され115人が犠牲となったテロ事件の実行犯、金賢姫は“北朝鮮の闇”と“日本人拉致”を証言しました。彼女の数奇な運命をたどりながら、朝鮮半島情勢を検証します。
第4回 2025年02月27日(木) ネット配信とテレビ
2019年、テレビなどの従来のメディアとインターネットの総広告費が逆転しました。この傾向は今後変わることはありません。“コネクテッド時代”という新しい言葉も生まれました。最新情報をもとに分析します。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 谷上栄一 |
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肩書き | プロデューサー、ノンフィクション作家 |
プロフィール | 元TBS執行役員、プロデューサー、ノンフィクション作家。 1957年大阪生まれ。1979年東京放送(現TBSホールディングス)入社。TBS報道局にて「筑紫哲也ニュース23」の番組立ち上げ、「報道特集」、夕方のニュース番組「Nスタ」のプロデューサーを担当。ドキュメンタリードラマも手がけ、「唐招提寺1200年の謎 天平を駆け抜けた男と女たち」が代表作。TBS退社後はフリーに。ノンフィクション作家として月刊「文藝春秋」2023年7月号に「金賢姫告白 捜査官との“禁断の恋”」を執筆。2023年東京都立大学プレミアム・カレッジ修了(4期生)。 |
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