学内講座コード:340724
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
脱炭素社会におけるエネルギーを考える 脱炭素かエネルギーの安定供給か?日本の取るべき道は?
申し込み締切:
2025年02月11日 (火) 17:00
開催日時:
2月12日(水)〜 3月 5日(水)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円
補足:
-
【目標】
・エネルギーとは何か?なぜ人類生活に不可欠なのか?を理解し、エネルギーの現状を把握する。
・地球温暖化の抑制策として提唱されている「脱炭素」とは何かを理解する。
・「脱炭素」とエネルギーの安定供給を両立させるためのエネルギーベストミックスを考える。
【講義概要】
エネルギーは人類生活に不可欠である(エネルギーがなければ、我々は夏は暑さで、冬は寒さで死んでしまうし、ビルも道路も作ることはできない)ことは言うまでもないが、現在はこのエネルギーのほとんどを石油・天然ガス・石炭に代表される「化石燃料」で賄っている。一方で、近年は地球が温暖化しており、その主たる原因は化石燃料の燃焼に伴う二酸化炭素等の温室効果ガスの排出とされている。本講義では、エネルギーの現状や各種のエネルギーについて解説した後に、二酸化炭素の排出を抑制しつつエネルギーを安定的に供給する手法(エネルギーベストミックス)についてや、脱炭素・エネルギー安定供給の優先順位等について議論する。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 2/12(水) エネルギー概説
第2回 2025/ 2/19(水) パリ協定と脱炭素社会
第3回 2025/ 2/26(水) エネルギーベストミックス
第4回 2025/ 3/ 5(水) 我が国のエネルギー戦略への提言とまとめ
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 栗原 正典 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1955年横浜市生まれ。1978年早稲田大学理工学部資源工学科卒業。1980年同大大学院修士課程修了。1980年日本オイルエンジニアリング株式会社入社以来、数々の油層評価、シミュレーションスタディ、シミュレータの開発・改良および教育・研修のプロジェクトに従事。1992年、会社より派遣され、テキサス大学大学院石油工学科博士課程入学。3次元流線モデルを開発し、1995年Ph.D.取得。2009年同社取締役。2010年メタンハイドレート生産手法の研究で文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞。2011年早稲田大学創造理工学部環境資源工学科教授に就任。産業界と海外での経験を学生に伝えようと奮闘中。石油技術協会会長、日本地層評価学会会長、石油学会理事を歴任。 主な著書(共著)に地球統計学(森北出版)、石油・天然ガス資源の未来を拓く(石油技術協会)、天然ガスのすべて(コロナ社)、石油鉱業便覧(石油鉱業連盟)、Monograph Series: Unconventional Gas and Tight Oil Exploitation(SPE)。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.