学内講座コード:340707
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
人類はどれほど奇跡なのか―現代物理学に基づく創世記
申し込み締切:
2025年02月04日 (火) 17:00
開催日時:
2月 5日(水)〜 2月26日(水)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円
補足:
-
【目標】
・現代物理学の世界が機械仕掛けとは全く異なることを理解する。
・物理法則の枠内で、秩序が自律的に形成され得ることを知る。
・生命・知性・意識を、物理学的な観点から考えてみる。
【講義概要】
近代物理学は、物質の理解を飛躍的に深化させたものの、生命や知性の神秘まで解き明かすことは不可能だと思われてきました。しかし、20世紀後半になって、自律的に秩序形成が起きる物理過程が明らかになり、地球上に生命が発生するためのメカニズムが解明されつつあります。また、意識の有無によって脳波計のパターンに差があるというデータが集まり、なぜ大脳には意識が生じるのに小脳には生じないかもわかってきました。こうした状況を踏まえて、生命の誕生・知性の進化・意識の発生を、物理学的な観点から考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 2/ 5(水) 宇宙の中の人間
第2回 2025/ 2/12(水) 知性に至る進化
第3回 2025/ 2/19(水) 意識とは何か
第4回 2025/ 2/26(水) 秩序を生み出す物理現象
【ご受講に際して】
◆参考図書として『人類はどれほど奇跡なのか』(技術評論社、2023)をお読みいただくと、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉田 伸夫 |
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肩書き | サイエンスライター、元東海大学・明海大学講師 |
プロフィール | 博士(理学、東京大学)。専門分野は、理論物理学(素粒子論・量子色力学)・科学史・科学論。明海大学・東海大学等で科学技術論などの講師を担当。主要著作:「科学はなぜわかりにくいのか」「人類はどれほど奇跡なのか」(技術評論社)「量子で読み解く生命・宇宙・時間」(幻冬舎)「時間はどこから来て、なぜ流れるのか?」「宇宙を統べる方程式」(講談社)「光の場、電子の海」(新潮社)など。 |
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