学内講座コード:340416
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
文字と書の魅力を探る その味わいとさまざまな「文字文化」
申し込み締切:
2025年01月23日 (木) 17:00
開催日時:
1月24日(金)〜 2月28日(金)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
24名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円
補足:
-
【目標】
・書について、その美しさを味わう(鑑賞する)手がかりを持つことができる。
・主に漢字・かなについて、概略的な歴史とそれらが持つさまざまな「文字文化」について理解を深める。
【講義概要】
文字は単なる伝達の手段であるばかりでなく、東アジアでは手書きの文字が「書」として、固有の美しさと価値を帯びたものと考えられてきました。本講座では書の実技は扱いませんが、書の鑑賞を「美しく正しい文字」「手書きの温かさ」といった広く言われる価値ばかりではなく、その多面的な魅力と価値をより深く味わうことを目標にしています。文字は宗教や政治、文学とも深いかかわりがあり、また美術、習俗などさまざまな局面で「文字文化」を生み出してきました。さらに手書きの書ばかりではなく、活字やフォント、ギャル文字まで「文字文化」について、人間の精神にとって文字とは何なのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/24(金) 書の魅力を味わう
第2回 2025/ 1/31(金) 日本の文字と書の流れ
第3回 2025/ 2/ 7(金) 中国の漢字と書の流れ
第4回 2025/ 2/14(金) 文字遊び・言葉遊び
第5回 2025/ 2/21(金) 「文字文化」をめぐって
第6回 2025/ 2/28(金) 近世から近代へ
【ご受講に際して】
◆本講座は書の実技を扱いませんので、用具等は不要です。テキストは指定しません。その都度レジュメを配布しますが、筆記具持参をお勧めします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 古賀 弘幸 |
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肩書き | 國學院大學兼任講師 |
プロフィール | 法政大学文学部卒業。専門は文字文化・書道史。書籍編集に携わりながら、執筆、大学講師などの活動をしている。文字が生み出すさまざまな文化現象と人間精神とのかかわりについてが主な関心。著書に『文字と書の消息』(工作舎)、『書のひみつ』(朝日出版社)ほか。論文に「訂正符の研究」(『大東書道研究』)ほか。業績などhttps://hiroyukikoga.wixsite.com/gorgeanalogue |
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