学内講座コード:340412
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
世紀末ウィーンの「かわいい娘」 文学・オペレッタ・映画に見る「ズューセス・メーデル」像
申し込み締切:
2025年01月21日 (火) 17:00
開催日時:
1月22日(水)〜 2月26日(水)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
24名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円
補足:
-
【目標】
・「ズューセス・メーデル」を切り口に、ウィーン世紀末文化の新側面を知る。
・未知のものも含め、ウィーン世紀末文化に関する様々な作品に親しむ。
・「ズューセス・メーデル」を典型的存在とした世紀末ウィーンという社会背景について考える。
【講義概要】
「ズューセス・メーデル」とはオーストリア・ドイツ語で「かわい娘ちゃん」という意味。世紀末ウィーンに典型的な存在として、作家シュニッツラーが命名したことで定着しました。講座では、本家シュニッツラーの戯曲『恋愛三昧』(ロミー・シュナイダー、アラン・ドロン共演の映画版『恋ひとすじに』も鑑賞します)、オペレッタ『こうもり』のほか、『会議は踊る』、『たそがれの維納』などの映画を鑑賞しつつ、この「下層階級出身の、陽気で生命力にあふれ、恋を楽しむ魅力的な娘」の諸相を吟味、鑑賞します。また、このような女性のタイプを典型として生んだ世紀末ウィーンとはどういう社会であったのか、ということについても考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/22(水) シュニッツラー『恋愛三昧』
第2回 2025/ 1/29(水) エリック・シャレル監督『会議は踊る』
第3回 2025/ 2/ 5(水) シュニッツラー『夢小説』
第4回 2025/ 2/12(水) ヴィリ・フォルスト監督『たそがれの維納』
第5回 2025/ 2/19(水) シュニッツラー『輪舞』、『ウィーンの青春』
第6回 2025/ 2/26(水) ヨハン・シュトラウス『こうもり』
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 満留 伸一郎 |
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肩書き | ドイツ文学者、東京藝術大学講師 |
プロフィール | 1973年鹿児島県生まれ。東京大学独文科卒業後、同大学院博士課程単位取得満期退学。専門はドイツ語圏の文学と文化。東京藝術大学等でドイツ語、ドイツ文化に関する講座を担当。R.ムージルに関する諸論文のほか、著書に『散文へのプロセス』(合同会社Dの3行目)、訳書に『ムージル伝記』(共訳、法政大学出版局)、『芸術とむきあう方法』(ブリュッケ)等がある。 |
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