学内講座コード:340407
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
ぜいたくは敵か? 14〜16世紀イタリアの奢侈禁止令
申し込み締切:
2025年02月04日 (火) 17:00
開催日時:
2月 5日(水)〜 2月26日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円
補足:
-
【目標】
・14-16世紀イタリアの美術作品や文学作品、各種史料から、服飾品の種類、イベントの実態を探る。
【講義概要】
我々はなぜ、誰のために着飾るのか? どうしてわざわざ盛大なイベントやパーティーを催して、多くの客を招き、食べきれないほどの珍味を並べるのだろうか? そして贅沢をしてしまったとき、大なり小なり罪悪感をおぼえるのはなぜなのか?イタリアの各都市では中世末期から近代に至るまで、何百もの奢侈禁止令が出されている。法で市民の贅沢を抑え込もうとする為政者たちの真の目的、そしてその法をかいくぐろうとする人びととの絶えざる攻防を、美術作品や文学作品、説教等の各種史料から読み解く。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 2/ 5(水) 「奢侈禁止令」とは何か―フィレンツェとボローニャの事例
第2回 2025/ 2/12(水) 頭のてっぺんから ― 服と帽子
第3回 2025/ 2/19(水) 足の先まで―靴とジュエリー
第4回 2025/ 2/26(水) 飲めや歌え ―冠婚葬祭の食卓
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 伊藤 亜紀 |
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肩書き | 国際基督教大学教授 |
プロフィール | お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(人文科学)。専門はイタリア服飾史、色彩象徴論。著書に『青を着る人びと』(東信堂)、『色彩の回廊 』(ありな書房)、訳書にマリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ『イタリア・モード小史 』(知泉書館)、シシル『色彩の紋章』(悠書館)などがある。 |
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