学内講座コード:340316
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
【対面+オンラインのハイブリッド】怪談から見る中国の歴史 幽霊や妖怪は中国人の社会と心を映す鏡であった
申し込み締切:
2025年01月06日 (月) 17:00
開催日時:
1月 7日(火)〜 2月 4日(火)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 14,850円
補足:
-
【目標】
・歴史の真実を知る面白さを学ぶ。
・現代と近未来の問題を歴史をヒントに考える。
・中国社会の特徴を理解することで、日本社会への教訓を得る。
【講義概要】
「怪談」は、その時代を生きる人々の不安や願望を映す鏡です。日本史では、中世まで怨霊といえば菅原道真とか平家とか貴族以上でした。江戸時代に「妖怪革命」(これは学者が使う学術用語)が起きると、妖怪は歌舞伎や浮世絵など民衆の娯楽の対象となり、また「お岩さん」のように社会的には無名の庶民の女性も怨霊になれるようになりました。その背景には、日本社会の歴史的な進化があります。中国の怪談はおよそ3千年の歴史がありますが、同様に、社会の進化や民衆の意識の変化を反映しています。豊富な図版や映像資料も使いつつ、中国史の予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。テキスト・資料は講師が配布します。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/ 7(火) 古代から六朝までの怪談
第2回 2025/ 1/14(火) 唐の怪談
第3回 2025/ 1/21(火) 宋の怪談
第4回 2025/ 1/28(火) 明の怪談
第5回 2025/ 2/ 4(火) 清の怪談
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合、補講日は2月18日(火)を予定しております。
◆テキストはありません。教材はネット上に公開します。教室での対面受講者にはプリントを配付します。
◆あらかじめ、加藤徹著『貝と羊の中国人』(新潮新書)をお読みくださると、いっそう理解が深まると思います。
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。 対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆講師は中野校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は通常の対面講座と同様に開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
--------------------------
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 加藤 徹 |
---|---|
肩書き | 明治大学教授 |
プロフィール | 1963年、東京生まれ。東京大学中文科を卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。文学修士。専門は京劇(中国の伝統演劇)。著書に『京劇』(中公叢書、2002年度サントリー学芸賞受賞)、『西太后』(中公新書、2005年)、『貝と羊の中国人』(新潮新書、2006年)、『漢文の素養』(光文社新書、2006年)その他がある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.