学内講座コード:340307
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
【対面+オンラインのハイブリッド】中世ヨーロッパにおける国家とキリスト教
申し込み締切:
2025年01月29日 (水) 17:00
開催日時:
1月30日(木)〜 2月27日(木)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 14,850円
補足:
-
【目標】
・ヨーロッパにおける宗教と国家の歴史的関係を、中世史に即して学ぶ。
・ローマ・カトリック教会が世俗社会に及ぼした影響を具体的に知る。
・現代社会にまで続く中世のキリスト教の影響を知る。
【講義概要】
4世紀までにローマ帝国の国教となったキリスト教は、ローマ後のヨーロッパ世界においても中心的な宗教となっていく。その過程で、キリスト教とその教会組織は世俗国家にさまざまな影響を及ぼし、現在にいたるヨーロッパ社会のあり方を大きく規定していった。本講座では具体的テーマとして、(1)「教会国家」と呼ばれる教会組織に依存した12世紀までの国家統治体制、(2)その「教会国家」体制が叙任権闘争を経て崩壊すること、(3)「神の平和」運動と呼ばれる11世紀の治安回復運動、(4)フランスのカペー王権の影響下に12世紀に誕生したゴシック式聖堂建築、(5)13世紀の異端カタリ派の討伐がカペー王権による南フランス制圧と連動していたことを取り上げる。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/30(木) 「教会国家」について考える
第2回 2025/ 2/ 6(木) 叙任権闘争とはなにか
第3回 2025/ 2/13(木) 「神の平和」運動の意味するところ
第4回 2025/ 2/20(木) 誰がゴシック式聖堂建築を建てたのか
第5回 2025/ 2/27(木) 異端カタリ派とフランス王権
【ご受講に際して】
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。
◆講師は中野校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は通常の対面講座と同様に開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインは、Zoomのウェビナー形式を使用しています。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 堀越 宏一 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1957年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、ナンシー大学大学院博士課程修了。歴史学博士(フランス)。専門分野は中近世フランス史。著書に、『中世ヨーロッパの農村世界』(山川出版社)、『中世ヨーロッパ生活誌』(NHK出版)、『ものと技術の弁証法』(岩波書店)など。 |
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