学内講座コード:340304
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
ロシア史の諸問題 帝国の拡大と教会・社会・ヨーロッパ
申し込み締切:
2025年01月14日 (火) 17:00
開催日時:
1月15日(水)〜 2月12日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円
補足:
-
【目標】
・ロシア史に対する理解を深める。
・ロシア外交の背景について理解を深める。
・ロシアの「南下政策」について理解する。
【講義概要】
ロシアのいわゆる「南下政策」は、確立された戦略であったわけではない。この「南下」はヨーロッパの大国との対立に至る可能性が高いが、一方で、ロシアは18世紀以降ヨーロッパ化と、ヨーロッパの確固たる尊敬される一員となることを目指していた。ロシアは19世紀前半にはヨーロッパでの地位を優先したが、ヨーロッパの大国としての安定した地位は獲得できなかった。後半の2回は、ロシア史を特徴づける正教会と国家、社会と国家の関係に目を転じる。国家の直接支配を受けていなかった時期の教会と外交との関係、世論が誕生した後の社会、ユーラシア主義・社会主義などイデオロギーと領土拡大のための戦争との関係を探る。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/15(水) エカテリーナ2世の「ギリシャ計画」
第2回 2025/ 1/22(水) 「ロシアの南下政策」とヨーロッパ
第3回 2025/ 1/29(水) 領土拡大と正教会
第4回 2025/ 2/12(水) 外交と社会・イデオロギー
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は2月19日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 池本 今日子 |
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肩書き | 大東文化大学教授 |
プロフィール | 鎌倉市出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。早稲田大学、上智大学ほかでロシア史等の講師を経て現職。専門分野はロシア近世近代史。著作に『ロシア皇帝アレクサンドル一世の外交政策―ヨーロッパ構想と憲法』(風行社)ほか。政治外交史のほか記憶、宮廷、近世近代におけるロシアとヨーロッパの相違と関係に関心を持つ。 |
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