学内講座コード:340231
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
土偶とその末裔 弥生時代のヒトガタ造形の系譜2024
申し込み締切:
2025年01月15日 (水) 17:00
開催日時:
1月16日(木)〜 1月30日(木)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
24名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円
補足:
-
【目標】
・縄文・弥生時代のヒトガタ造形の多様性について、スライド写真等を通じて理解を深める。
・縄文・弥生時代のヒトガタ造形品のモチーフや社会的機能について最新研究を学ぶ。
・弥生時代の系譜や枠組みについて新しい視野を身につける。
【講義概要】
日本列島からは縄文時代に属する膨大なヒトガタの考古資料、土偶がみつかっている。その造形の特異性は考古学者のみならず、日本内外の芸術家や市民の関心をひいているが、その終焉や継続についての議論には乏しい。しかし、近年弥生時代のヒトガタ造形は増加の一途をたどっており、その系譜の解明はこれまでの大陸文明の受容の結果としての弥生時代像を書き換えつつある。そこで本講座では、初期農耕社会の土偶、人面付土版、分銅形土製品、人面付土器といったヒトガタ造形品の研究成果に基づき、それらを製作し、用いた人々の思いや社会に迫ることによって、これまでの弥生時代像をみなおすことをめざす。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/16(木) 土偶とは何か―モチーフ・社会的機能・系譜−
第2回 2025/ 1/23(木) 弥生時代に継続する土偶−農耕社会に継続する土偶−
第3回 2025/ 1/30(木) 土偶の末裔とその社会的意義−分銅形土製品の謎−
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、2月20日(木)を予定しています。
◆参考図書:寺前直人著『文明に抗した弥生の人びと』(吉川弘文館)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 寺前 直人 |
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肩書き | 駒澤大学教授 |
プロフィール | 1973年奈良県生まれ。博士(文学、大阪大学大学院)。専門分野は日本列島の弥生時代を中心とした考古学。駒澤大学等で考古学の講義や実習を担当。書籍等著作物としては『文明に抗した弥生の人びと』吉川歴史ライブラリー(吉川弘文館)、『武器と弥生社会』(大阪大学出版会)がある。 |
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