学内講座コード:340229
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
「江戸の憲法構想」と「もう一つの近代日本」
申し込み締切:
2025年02月05日 (水) 17:00
開催日時:
2月 6日(木)〜 2月27日(木)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円
補足:
-
【目標】
・慶応年間に出されていた多様な憲法構想を読み解く。
・不平等条約史観を再検討する。
・明治維新は「近代化」と言えるのか否かを考える。
【講義概要】
江戸の徳川体制は封建的で自ら近代化する力はなかったと考えられてきたが、本当にそうなのか?徳川政権や公武合体派の側にあった議会制度の創設と憲法制定の考え方を読み解き、江戸からの内発的な民主主義が発展した可能性を検討する。また、日米修好通商条約でじつは日本に関税自主権はあったという学説を検討し、不平等条約史観を見直していく。江戸の象徴的な天皇制と明治の天皇制を比較し、明治維新は本当に「近代化」だったのか、日本にとって良い選択だったのか等を受講者と共に考えていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 2/ 6(木) 赤松小三郎の生涯と思想
第2回 2025/ 2/13(木) 江戸時代の憲法構想と多様な近代の可能性
第3回 2025/ 2/20(木) 不平等条約神話を検証する
第4回 2025/ 2/27(木) 明治維新は近代化だったのか?
【ご受講に際して】
◆参考図書:『江戸の憲法構想: 日本近代史の“イフ”』関良基著(作品社)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 関 良基 |
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肩書き | 拓殖大学教授 |
プロフィール | 本来の専門は森林の研究で、早稲田大学アジア太平洋研究センター時代に行った研究に『中国の森林再生』(御茶の水書房)などがある。近年、明治維新の定説に挑戦する研究を試みており、近著に『江戸の憲法構想』『日本を開国させた男、松平忠固』(いずれも作品社)がある。 |
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